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令和元年12月定例会(第2日12月12日)

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  1. 琴平町議会 2019-12-12
    令和元年12月定例会(第2日12月12日)


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    最終取得日: 2021-05-06
    令和元年12月定例会(第2日12月12日)                会 議 の 経 過    会期 第1日 令和元年12月12日(木曜日)  議事日程(第2号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問 ○議長(安川 稔君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  ご参集いただきましてありがとうございます。  議場内の皆様にお願いいたします。携帯電話の電源はお切りくださるようお願いいたします。              (再開 午前 9時31分) ○議長(安川 稔君)  これより、令和元年12月琴平町議会定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立しました。  これより本日の会議を開きます。
     本日の議事日程及び通告一覧表は、お手元に配付したとおりでございます。  日程に入ります前に、諸般の報告をいたします。  事務局長。 ○事務局長(西井 久美子君)  命により、報告いたします。  本定例会に説明員として出席を求めました者は、既に配付しております名簿のとおりであります。  以上、報告を終わります。 ○議長(安川 稔君)  以上で、諸般の報告は終わります。  日程第1 会議録署名議員の指名 を行います。  会議録署名議員は、  4番、豊嶋 浩三君及び  9番、眞鍋 籌男君 を指名いたします。 ○議長(安川 稔君)  日程第2 一般質問 を行います。  本定例会一般質問は、お手元に配付しております通告一覧表のとおりで、8件受理いたしております。本日は通告順に従いまして、4件の一般質問を行います。  なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は、会議規則第55条ただし書きの規定を準用し、その制限を超えることを可とし、また同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  それでは、順番に発言を許します。  最初に、6番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長、6番」と呼ぶ) ○6番(渡辺 信枝君)  皆さん、おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  6番、渡辺 信枝でございます。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、12月定例会におけます私の一般質問をさせていただきます。  今回は8つのことにつきまして質問をしたいと思います。  まず1つ目防犯カメラについて。2つ目中学校について。3つ目中学校旧校舎のエアコン。それから4つ目、中学校新体育館の冷暖房設備は。5つ目が、各小中学校に学校用の携帯電話を。6つ目、役場庁舎の建て替えは。7つ目、英語検定について。8つ目、公営の無料塾について。  以上、8つの質問をしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、質問席に移ります。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  まず1つ目、安心・安全な町にということで、防犯カメラについて町長に質問をいたします。  ここ最近では、個人で家に防犯カメラを付けたり、車にもドライブレコーダーを付けたりして、個々に防犯の意識が広がっています。防犯カメラ設置状況は、前回6月議会の答弁で、町が設置しているカメラは、現在、14カ所にあり、そして県警が設置の防犯カメラが3台ある。町内の防犯カメラは合計17台とお聞きいたしました。  そこで、どこに設置されているのかを1台1台再確認をしてまいりました。  1つ目、17台のうち新町商店街のもぐもぐがある交差点、新町商店街交差点ですけども、商店街のアーケードを取り壊した時に外して、今もまだ付いていません。近所の人からも外したままになってるということもお聞きしました。今後はどのようになるのでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長、渡辺 信枝君の質問に対する答弁を求めます。 ○町長(片岡 英樹君)  6番、渡辺 信枝議員の質問に対する答弁をいたします。  まず、防犯カメラにつきましての質問をいただきました。  今、冒頭ありましたように、6月の議会での一般質問以後、大変この件につきまして冒頭の質問ありましたように、1台1台ご確認いただいたということで、細かい調査をいただいたということでございます。ありがとうございます。その中での質問でございますので、お受けさせていただきます。答弁をさせていただきます。  ただいまの新町商店街にありました防犯カメラにつきましては、以前、いわゆるもぐもぐの店の四つ角にありました防犯カメラは、新町東商店街アーケードの支柱に設置されておりまして、今回のアーケードの撤去に伴い取り外しておるのが現状でございます。  その後、この防犯カメラ新町西商店街アーケードの支柱に移設するべく、現在、新町西商店街の組合の方には了解をいただいております。その上で今、作業を進めていたのでございますが、電力会社のほうより琴平町名義では契約ができないというようなことが、問題が発覚いたしまして、現在は新たにポールを設置する方法で検討しているのが現状でございます。  移設の目途といたしましては、年明けまして来年1月末には設置できるのかなということで、今、作業を進めているところでございます。もうしばらくお待ちいただければと思います。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  西アーケードのところに取り付けるということですけども、向きは前と同じ方向で、あの四つ角に立てるということですね。 ○議長(安川 稔君)  町長。   (「企画防災課長、答弁」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  企画防災課長。 ○企画防災課長(造田 泰君)  失礼します。  向きにつきましては、以前と同じ四つ角を撮影するという方法で検討しております。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  それでは、次の質問に移ります。  2つ目、SOSの警報ボタン付防犯カメラは、県警が設置したものが、一之橋公園榎井公民館付近、それから象郷小学校付近にあります。そして、2011年にロータリークラブから寄贈していただいた防犯カメラが、琴平小学校体育館横に1台と榎井小学校プール側に1台あります。ボタンを押すとどのようになるのか。また、近隣の民家や学校等は把握はしていますか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘であります警報装置付防犯カメラにつきましては、もしもの際にはですね、下側にありますボタンを押しますと、上にあります回転灯が回りまして、警報音が鳴る仕組みになっております。警察への通報機能はついておりません。画像につきましては24時間ハードディスクに録画されるものでございます。  象郷小学校北幼稚園の間にありますカメラにつきましては、平成24年の4月に、また榎井小学校西側にありますカメラにつきましては、平成26年4月に、それぞれ警察、町、地元自治会で話し合いを行い、覚書を交わしております。  学校側は当然把握しておりますけども、近隣住民の方々につきましては、設置の際には周知はしましたが、時間がその時より経過しておりますので、現段階ではどこまで把握してるかということにつきましては、近隣住民の方につきましては、不十分な状況にあるかと思われます。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  今、私申しました5カ所が24時間ハードディスクに入るということを言われたんですかね。違うんですかね。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  すみません。実際稼働しているのは、先ほど申しました学校についてる3つだけです。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  学校の3つといいますか、警察が付けている3つでないでしょうか。   (「ああ、ごめんなさい。そうですね。」と言う者あり) ○6番(渡辺 信枝君)  そうですね、実際に榎井小学校琴平小学校のロータリーから寄贈していただいた物は、琴平小学校のはもうモニターも無いですし、もう申し送りもないし、壊れているとお聞きしています。形だけということです。そして、警報ボタンは鳴ります。榎井小学校プール側のは、その時のはその場では映りますけども、モニター機能はありません。壊れています。学校もダミーだと思って把握できていなかったところもありました。いたずらで押されて困ったこともあるそうでございます。県警が設置した3台も、学校の防犯カメラと、これ5台とも同様のタイプでありまして、大音量でピーピーピーという音が鳴り響きます。それは、先ほど町長も言われましたが、2分程度で警報が鳴るんですけども、それは2分程度で止まりまして、どれも警察には、先ほど言われたように連動していません。  SOSの警報ボタンがどのような音で鳴るのかも、近隣住民の方はもう忘れたりとか知らないと思うんです。ここ最近では、多分。当初は近所の人で駆けつけ隊というのがいたそうでございます。今きちんと作動するのかもわかりませんし、どんな音が鳴ったらどうしたらいいのかもわからないと思います。ともかく大音量だと聞いておりますので、もし可能でしたら避難訓練の時にでも、近隣の方に一旦押して集まってもらって、警報を鳴らしてみてはどうかなと私は思います。また、SOSの警報ボタンが鳴った場合は、どのように対処するかなどの把握も、近隣の人も含めて知ってもらうのもいいのではないでしょうか。今、不審者も増えております。とにかく地域の皆さんに協力してもらわなければ、安心・安全な町にはならないと思います。一度考えていただきたいと思います。  町長どう思われますか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。
    ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の部分はもう正にそのとおりでございまして、設置していながら機能の問題であったり、もしもの場合にどうすべきかということであります。これ、委員会のほう、また子どもたちへの部分のがメーンになりますし、また町中の部分もありますけども、いずれにしてももう一度再点検した上で、特に学校等についてはどうあるべきかということについては、また委員会、また学校とも相談した上で対応、もしものことがあれば、無いことがいいんですけど、もしものときに対応できるようには、再度、内部で検討していきたいと思います。ご指摘はありがとうございました。 ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  次、3つ目ですけども、また17台のほかに町内には今、先ほど言いました2011年にロータリークラブから寄贈している防犯カメラが2カ所、琴小の体育館の横と榎小のプール側に1台。それから、町が付けていると思われるもので、象郷小学校は、学校内の運動場側に向けて360度の丸いカメラが1台、それも付いていています。しかし、どうも壊れているようなので、それは町が把握、管理、メンテナンスをどうもしていないように私は思われます。  また、中学校琴平中学校ですけども、現在の旧校舎のところですけど、4カ所に防犯カメラがあります。そして、それは4カ所といいますと、自動玄関の中、それから体育館前のレンガ広場、そして北側の自転車置き場、それから武道館横と4つともそれは起動しておりまして、録画機能はどうかわかりませんが、職員室にモニターがありました。それから、この町役場の庁舎にも6台のカメラが付いておりました。町内には、結局17台プラス7台プラス6台で、30台あることになっています。どこも必要性があり、その時は付けられたものだと思いますので、使用可能なものは管理点検をして、メンテナンスもしていくべきだと思いますが、いかがどう思われましたか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  近年、不審者等の事件の発生が沢山ありまして、防犯カメラを設置することは重要であるというふうに考えております。しかしながら、ご指摘のように設置した後のメンテナンス等ができていなかったというのは現状でございます。今後、業者と、また現地の管理者等も含めて協議した上で、保守点検管理が可能か検討してまいりたいと思っておりますし、また以前よりも相当費用も機能も、防犯カメラ上がっていますので、その辺も鑑みて、無理に今のものを直すよりも新たに設置するほうがいいと、また方向も含めて、機能も含めて、再度、特に学校であったり、町内の重要なポイントについて、毎年毎年、今年も5台新たに設置しておるという状況で、少しずつではありますけども、冒頭、議員さんがおっしゃっていたように安心・安全な町というとこで言うとですね、この防犯カメラの重要性も上がっておりますので、再度ご指摘を真摯に受けとめた上で見直し、点検等、今後どうあるべきかについても検討してまいります。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  今、不審者多発事案があるということで、町内も本当に、大分前は不審者というのが余りなかったんですけども、不審者情報が29年には7件であったり、30年6件、今年度は、この11月末まで、まだ3月までありますけども、5件あります。香川県下での状況は、昨年が81件でありまして、今年は、現在の時点で103件と、やっぱり不審者の数も大幅に増えておるようです。他のいろいろなことも、変な事件もあるようですが、不審者はそういう感じで大幅に増えているそうです。  最近は、犯罪や事故の時、カメラのおかげで早く解決ができたということ、本当によく聞きます。町内には空き家も増えており、また、これもお聞きした話ですけど、老人が、徘回した老人を探す時に、防犯カメラの映像を見て足取りが確認できて、早く見つけることができたということもお聞きいたしました。琴平町は高齢者も増えているので、今後そういうケースも増えてくると思います。  そして、今年12月には、新しく総務の時に言われてたのが、5カ所に6台のカメラが付きます。今後も、先ほど町長も言ってくださいましたが、必要なところで希望があるところとか、これまでにここに付いていればよかったのになというところがあれば、やはり犯罪を抑止する上でも、経費の半分の補助がある香川県警察防犯カメラ設置促進事業というのがありますので、防犯カメラを、全部がそれに当たるかどうかはわかりませんが、必要なところには防犯カメラを増設していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。そしてまた、自治会等にも周知徹底をよろしくお願いしたらと思います。  それから、琴平小学校体育館横のところが壊れております。そこですが、児童玄関等、あそこはどうも死角となって見えづらいというか、駐車場もしてたり、いろんなことで不安なところがあるので、児童玄関のところに1台付けてほしいんだという声も聞いております。是非よろしく検討していただけたらと思います。  次に4つ目、防犯カメラは、企画防災課が担当だと思いますが、学校についている防犯カメラ企画防災課が把握していませんでした。管理、メンテナンスも含めていろいろ沢山あるんですけど、全て企画防災課で取りまとめて把握・管理をしていくほうがいいのではないでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  町内における防犯に関する業務につきましては、企画防災課が所管しておりまして、安全・安心な町づくりを進めるために道路や公園など、不特定かつ多数の人が利用する場所に対しましては、防犯対策の一環として防犯カメラを設置し、管理を行っております。  公共施設など、特定の建物や施設の管理を目的とした防犯カメラにつきましては、施設管理者の判断に任せておりまして、必要に応じて設置・管理をお願いしているところでございます。  よって、現在、学校に設置している防犯カメラにつきましても、引き続き設置管理者たる生涯教育課のほうが管理いたします。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  琴平町でも、今年度、琴平警察署防犯カメラの運用に関する協定を結び、画像データの提供について協力することとなっています。  学校に設置されている防犯カメラの管理は、今言われたように教育委員会かもわかりませんけども、やはり企画防災課が全体を把握していなければならないと思います。また、役場の庁舎のカメラも、企画防災課ではなくて総務課が管理と聞きました。寄贈されたものや、県警の付けているもの。本当にいろいろなものがあります。全体を把握する部署は必要だと思います。この際、企画防災課で全部を取りまとめて把握し、メンテナンスをしていくほうがよいのではないでしょうか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の部分につきましては、先ほども答弁いたしましたように、現状の、最近付けたカメラも含めてもう一度再点検した上で、また特に学校につきましては、いろいろ現場のニーズに合わせたものに対応していくようにすべきだと思いますので、その辺については、一応基本的には、先ほど答弁いたしましたように施設の管理者のほうが管理していくという方向の上で、そのあたりの調整等については企画防災課がしていくというようなことで考えております。いずれにしましても、管理方法につきましてもルール化されていないところもありますので、それも含めてもう一度検討させてください。 ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  管理はわかりますけども、やはり全体を把握するところは絶対必要だと思います。警察とのせっかくそういう提携を結んでも、どこに何があるかとかいうのも把握してなかったり、壊れたのを必ず全部メンテナンスしたほうがいいとは私も思っていません。なので、必要であったけどもここは取り除くとか、そういうこともあってもいいと思いますし、先ほど言ったみたいに新たにというところもあっても不思議でないと思います。ともかく、どこかが、ここにはこれだけのがあると、ここに行ったらこの部分しかわからない。ここはこの部分しかわからないではわからないので、全体を把握するところを決めるには企画防災課がいいのかなと思って言いました。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  別の議員さんの議論にもちょっとひっかかってくるんですけども、いわゆる防犯カメラというのと、監視カメラというのと、日本語の表現の違いですけども、私が思うには監視カメラ的機能というのはずっとこう警備員の方がいて、不審者がいないか見るというのが監視カメラ的かと思われます。防犯カメラというのは、町内にある殆どが多分ご存じのように、普段は何も誰も見てないし分からない。何かあった時に、先ほどありましたように犯人を特定したり、また当日何があったかということを確認する1つの証拠といいますか、というものの機能がありますので、そういった部分を含めて実際、もしもがあった場合には、例えば、学校で事件があったと、その時に画像を警察に提供するというと、通常、道ですと企画防災課でも構いませんが、学校の中に警察の方が来て云々になると、もちろん学校とか委員会とかの協議をしなきゃいけないので、どちらにしましてもそういうルールというのもちょっと今、十分できていないところもありますので、ご指摘の部分も踏まえて基準であったり、ルールであったりいうのをもう少し検討させてください。 ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  見直し、点検ということで、是非協議等よろしくお願いいたします。  それでは次に2つ目中学校についての質問をいたします。  中学校の新校舎には防犯カメラや職員室から見られるモニターなどは設置されるのでしょうか。何カ所ぐらい設置予定でしょうか。また、これもどこの課が担当でしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  新しく建てます中学校の新校舎の防犯カメラにつきましては、防犯カメラは7台、モニターを職員室に設置するようにしております。また、1年後に今の校舎、いわゆる旧校舎を解体した後に、現在の正門のところに、いわゆる1台設置予定であります。担当につきましては、学校ということでございますので教育委員会になります。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  はい、よろしくお願いいたします。  それでは、3つ目中学校の旧校舎のエアコンはということで、中学校の旧校舎のエアコンを、古くなっているアクトことひらのエアコンに回すことはできないのかという質問を、以前、私、一般質問でしました。以前の回答は、調査をし、検討すると言われましたが、どのようになってるのでしょうか。 ○町長(片岡 英樹君)  はい、6番、渡辺君に対する理事者の答弁を求めます。  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  渡辺議員のご質問にお答えいたします。  ご指摘を受け、調査検討を行った結果を申し上げます。  現在の琴平中学校エアコンを外で使用するためには、2期工事が始まる前の7月頃までに、必要な台数のエアコン及び室外機を取り外す必要がございます。現在使われているエアコンは、フロン類を使用しております。この度、地球温暖化への影響が強いフロン類の使用の合理化及び適正化に関する法律、いわゆるフロン排出抑制法が改正され、令和2年4月1日から導入されることになっており、新たなフロンガスは製造されなくなると聞いております。  よって、ご提案のエアコンの移設は、古いエアコンの撤去、修理、新たな部品、工事費等を考えてると得策でないと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  フロン類の使用が、来年4月から変わるわけですね。そしたら、今付いている中学校エアコンは全てそれは全く使えないということになるんですか。それを変えたりすると多額の費用が掛かるんでしょうか。単純に、私が思ったのは、古いといっても六、七年前のものでありまして、アクトが付いてるのが、それこそ平成6年に、この前も言いましたが設置されているもので、もう25、6年が全て、5台か6台ですけど、経っているわけでございます。もうそれこそ余り長くは使えないと思うんですね。中学校エアコンですけども、どの程度の規制とかよくわからないんですが、詳しいことは、専門的なことはわからないんですけども、平成24年に工事して、それこそ1,562万も掛かって、付ける時はまた外にも移せるというような話もしていました。昨年はこの役場庁舎も新しいエアコンを付けて2,000万も掛かったわけでありまして、今だったら、専門的にはわからんのですけども、移設費用だけで済むのかなと、フロンガスが変えるだけでいいのか、それはもうきっぱりと使えないものなのか、ちょっとそこらがよくわからないんですけども。ともかく、6台、都度都度新しく5台とか6台するとしたら、また1,000万とか、何百万はかかると思うんです。解体する前にやはり、そこら辺のところをもうちょっと詳しく調べてみて、庁舎内で検討していただきたいと思います。私、エアコンをつけた業者のほうに問い合わせをしてみたんです。そしたら、1台につき半分以下で付くということで、それだったら100万ちょっとぐらいあったら全部が取り替えられるなと安易に思いました。だからそこら辺の、フロン類の使用というか、そこら辺ははっきりわかりませんが、やはりエアコンとなると多額の費用が発生しますので、もう少し業者に聞くなり、聞かれたのかもわかりませんけども、検討していただきたいと思います。  少しでも出費を控えたい、琴平町にとっては控えたい時だと思いますので、ともかく現在、アクトことひらのエアコンは全て25、6年が経過しているということでございます。だからそれも使えないのは当然でありますけども、移設しない場合は、都度都度か一気にかわかりませんが、新しくしてくれるということで、今すぐではないんですが、そういう話で、今の話だとよろしいんでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  はい、教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。  古いエアコンを撤去、移設するのが、概算ですけれど約50数万掛かります。新しいエアコンを入れるのが70万程度というふうに概算が出ております。  それで、今のフロンガスの件ですけれど、新たな製造をしないということですので、残っているもの、それはなくなるまで使用していくことはあるように伺っております。ですから、今の中学校エアコンの耐用年数を考えると、半分以上経っている状況で、大体10年から15年いうことですので、あと6、7年ぐらいが最長見積もっての耐用年数と考えることができます。そこで、先ほど申し上げましたような方向性を今、打ち出しているところでございますが、先ほど議員からご指摘あった点を踏まえて、中学校エアコンをどうしていくかいうことについては、再度検討をしていきたいと思いますが、費用面、それから移設費、そういったものを十分勘案した上で考えていきたいと思います。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  私、平成24年度に工事をした四電工の中讃西営業所に電話をして聞いたところ、50万も掛かるとは言わなかったんです。その時は、2、30万ぐらいかなみたいな話だったので、それでしたら、庁舎内でも何台付けたかちょっと今、記憶しておりませんが、わかりませんけども、2,000万ぐらい掛かってるわけですから、単純に考えて、もったいないなということを思いました。なので、もう一度、再度業者のほうに確認をとっていただいて、新しいの付けてくれるのにはこしたことはないんですけども、壊れてしまうと多分、付ける状況にはなると思いますので、是非とも庁舎内で協議・検討をして、話し合いというか協議してもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは次、4つ目、中学校新体育館の冷暖房設備はということで、中学校の体育館ですけども、多度津の中学校の体育館は冷暖房設備が無いようです。後から付けるとなるとなかなか付けれなくて、初めから付けていればよかったという声をお聞きしました。  隣町のまんのう町の体育館ですけども、そこは冷暖房設備があります。以前、NHKののど自慢も収録に来たりとか、部活の正式な試合にも貸し出しもしているようです。そして、まんのう町につきましては、体育館だけでなく武道館にも冷暖房設備が付いています。武道館では剣道の試合などをしているそうですが、今年の夏は異常にとても暑くて、学校の分団プールも中止になったほどでした。防具をつけての冷房の効いていない武道館では体調を崩しかねません。これからは子どもの安全面や、また琴平中学校については、避難所としても使うわけですから、今からでも付けられるのなら、予算のこともありますから考えてみてはどうでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。
    ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  中学校の新体育館の冷暖房施設につきましてのご指摘でございましたが、議員よりご提案ありました中学校の体育館に空調設備を設置するにおきましては、国が平成30年度補正予算におきまして、昨年ですね、ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金というのを措置しておりますが、これは既存の公立の小中学校に対する予算措置でありまして、現在、進めております中学校の体育館、校舎のいわゆる改築、新築、これはちょっと残念ながら活用できないという交付金になっております。  ちなみに、令和元年9月1日現在、文部科学省から空調、いわゆる冷房施設を設置している割合が発表されておりますのでお知らせします。全国平均として、普通教室には78.4%、特別教室には50.5%、体育館には3.2%の設置率というふうになっているというデータがございます。香川県内におきましては、普通教室では100%、特別教室には89%、体育館等には2.6%となっております。  常設の冷暖房設備の設置については、現在のところ難しいかなというのが現状でございますけども、近隣市町の動向も注視しながら、ご指摘の部分についても検討は行っていきたいと思います。  以上でございます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  近隣市町の動向とかも大切ではあるんですけども、琴平町にとっては本当に、60年ぶりに新しいのがやっと建つわけでございまして、公共施設として。中学校が60年いうことですけども。体育館の1階とかは付くということも聞いていますが、いつ、何がどういうふうに、今日も地震がありましたし、いつ本当に、それは北海道ですけど、何が起こるかは、本当に最近わからないのが実情でございます。また、異常気象ということも最近本当に、毎年というか、そういう異常気象だいうことを言われております。子どもの健康とかも考えて、今、町長が常設は難しいいうことは言われたんですけども、ほかに何か方法があるのなら、そういうことも対処というか考えて、本当に子どもたちに何かあったら大変ですので、せっかく造るところですので、そこら辺のところはどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  新しい体育館がいよいよ年明けには竣工いたしまして、実際、本格的な利用は新年度になるかと思います。恐らく現在の琴平町内のさまざまな公共施設の利用方法を考えますと、駐車場と、それからいわゆる収容人数のキャパシティーを考えますと、恐らく新しい体育館は琴平町にとりましても、いろんな意味で、いい意味で子どもたちだけでなく町民にとっても通常の中でも1つの核になる施設であろうと思いますし、もちろんもしもの時にも頼りになる施設でないかなというふうに考えております。そういった意味でですね、本来当然、常設の冷暖房施設を付けることが一番ベストであるのは当然でございますけども、現状の中でですね、利用方法も年間何日間しか稼働しないのにですね、何千万ものお金を投資するのも如何なものかなということもありますし、かと言いながら、物凄く寒い日であったり、特に夏の猛暑の日の時について、スポーツをやったり、また町の何らかの行事があって使う場合には、今のままではいかんというのがありますので、多分いろんな入学式や卒業式、人権の劇とかご覧になったことあると思いますけども、暖房施設であったらストーブを増やすであるとか、クーラーであったらスポットクーラーか、今はどういうのがあるのか分かりませんが、そういう常設じゃないんですけど臨時的にそういうのをするもので対応できるものについては、これは大いに活用すべきではないかなと思いますので、再度このご指摘等も踏まえて、ある程度の対応ができるような、臨時的というか、一時的に使えるようなものについては検討すべきではないかなと考えておりますが、今はそういうのが現状であると思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  移動式の、私も体育館に行ったときに大きいストーブとかが、琴中ですけども、あったりとかします。暖かいなと思ったりもします。なので、その暖房はそういうのがあると思うんですけども、移動式エアコンみたいなのもあるみたいに、ネットでも出てきました。なのでまたそういうところはいろいろと研究して考えていただきたいと思います。  5つ目ですけども、各小中学校に学校用の携帯電話をということで、学校用の携帯電話について、小学校や中学校では、校外学習や部活など学校外での活動が今多くあります。その場合、保護者に連絡しなければならないことも何回か起こっております。現在は、どこも学校の殆どが教師の、個人の電話で連絡ではなくて、教頭先生とかが窓口になって保護者に連絡をとっているようです。そうなると、連絡もすぐできなかったり、遅くなったりとかするのが実情でございます。  各小中学校携帯電話、今は安い通話だけできる携帯電話等もありますので、最低1台とか2台、使用料だけということで導入することはできないんでしょうか。 ○町長(片岡 英樹君)  はい、教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。  小・中学校では、教育活動の中で緊急に連絡をしなければいけない場合もあることから、次年度から各小・中学校に1台ずつ学校用の携帯電話を導入しようと考えているところでございます。令和2年度の当初予算で予算を計上する予定にしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  先生個人のですると、やっぱり個人情報的なこともあったりとか、いろいろと大変だということも聞きましたので、是非よろしくお願いいたします。  それでは、6つ目の質問に移ります。  役場庁舎の建て替えはということで、片岡町長になり1年半が今もう過ぎたわけでございます。テキパキとした指導・指揮のもと、公共施設の整備計画が進んでいることと私は思っております。  先日、11月26日の午後3時過ぎでしたけども、震度3ぐらいの地震がありました。私はその時ちょうど総合センター2階で会に出席をしておったわけなんですけども、大きく横揺れがしましたので、本当にとてもびっくりいたしました。そしてその時に思わず役場庁舎のほうを大丈夫かなと見てしまいました。震源地は瀬戸内海中部で震度4の地震だったと後で聞きました。琴平町内は2、2であれだけ揺れるのであれば、これはもうどういうふうになるのかなと、本当にとても不安に思いました。  老朽化が進む庁舎とか学校、その他公共施設の整備については、順次整備を進めますと言われて、本当にもう1年半が過ぎたわけでございます。いつ頃大まかな計画ができるのでしょうか。役場庁舎については、もう来年すぐですけど、12月までに実施設計にこぎつけば国の補助金もと言われております。どのようになっているのでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  役場庁舎の建て替え等についてのご指摘でございます。  先日の地震が発生した時に私、飛行機に乗っておりまして、後でネットで揺れたということを聞いて、羽田に着いた時に大丈夫だったかということで確認とったわけでございますが、今、初めてそれほど揺れたというのはちょっと聞いて、ああそうだったんだなと感じておるところでございます。  さて、平成31年3月に策定、1年前に策定いたしました琴平町個別施設計画におきまして、優先度の高い公共施設を提示しております。これを基に本年度中に、現在建設中の中学校建設事業費の支払い状況、また町会計の資金繰り等を通じました財政状況も踏まえた上で、耐震補強をしていないこの琴平町役場庁舎についての建設や、また、課題でございます統合小学校の建設等への大まかな計画というか、見通しといいますか、構想を示していきたいと考えております。  なお、議員が言われてご指摘がありました国の補助金といいますのは、市町村役場機能緊急保全事業化と思われます。これは、国が地方債の充当率を拡充し、元利償還金の一部を交付税措置として算入してもらえるものでございます。この活用を考慮しながら、町の財政状況も再考していきたいと考えております。よって、今年度末までにはお示しできるよう、現在、鋭意努力をしているところでございます。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  今年度末にお示しということですけども、令和2年3月にどうするかということを示していただけるということですね。それでよろしいんですかね。それで、9カ月後の12月までに実施設計ということに着手というところまでできるんですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  同様のご指摘については、まずはですね、今言いましたように、役場庁舎、小学校の統合の問題と保育所・幼稚園の問題と役場は何処にするかという部分については、今年度末までには示したいと思っております。ただ、先ほど申しましたように、例えば、今現在の琴平中学校の建設費用が大変大きな財政状況の圧迫といいますか、資金繰り等を含めて厳しいという状況もありますので、若干そのあたりですね、今年やりたいというふうに示しましてもですね、いわゆるお金の問題等もあります。ですからそのあたりも踏まえておりますので、示すのはそうです。ただ、2つ目のほう、来年12月までに実施設計が間に合うのかということについては、それも含めて今、検討しておりますので、今この時点で来年12月までに役場庁舎の場所と、それの実施設計が間に合うのかどうかいうのは、まだここでは明言はちょっとできませんけども、どちらにしてもパッケージの何処にどうするという部分については今年度中には示したいと思います。 ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  前回といいますか、東京のほうに議員何人かで陳情に行った時に、それこそ実施設計に着手していればということで、他々の議員さんもそれは早くしなければという思いがあったと思うんですけども、それは3月までにそれを何処にするか、庁舎とか幼稚園、保育所、小学校ということをどうするかということで、あと残りの4、5、6、7、8、9、10、11、12、9カ月ですよね、までにはそれは示せて、この補助金ということも聞いたんですが、それは可能なんですか。もうそれは諦めるかどうかも3月末までに考えるということなんでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど申しました起債の部分は、交付税措置でございまして、75%の充当率の35%交付税措置だったと思いますので、実質20%程度の交付税措置というものでありますので、勿論、有利不利でいうとそんなに有利なものではないというのは1点です。勿論それでも役場庁舎については、そういった起債がないもんですから、例えば、近隣市町、今急ピッチに建てているのはご案内のとおりでございます。それに間に合うようにかどうかいうのは、私も具体的にその段階までいっておりませんけども、いずれにしましても、それがもしも間に合わない場合でも、ここでは言えませんけども、いろんなやり方がありますので、それはまたちょっとここでは示せませんが、勿論一番そういう直球バージョンのですね、やつがあればいいんですけども、私もいろんなところでですね、情報を入れておる中で、私だけでなくて職員も入れておりまして、もしもその分が使えなくても別の形でやり方がありますが、余りここでそれを喋ると、またちょっと誤解を招くといけないので、現在ご指摘の部分についてはちょっと厳しいかなというのが本音でございますが、ただ、それ以外にもやり方によってはいろんなやり方があるというのは、方法ありますので、またそれも我々も研究しておりますので、是非議員各位にもそういう制度であったり、先進地であったり、調査研究いただいて、またご提言いただけたらと思います。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○6番(渡辺 信枝君)  本当に、隣の多度津、善通寺、丸亀と、本当に新しくなる、庁舎が全部全て新しくなるわけでございます。本当に地震もいつ起こるかわかんないし、町民もこういう古いところでいいのかなという声も聞いたりとかしますので、是非とも、町長も東京でいろんなことを探したりとかして行かれてると思いますので、是非とも早目に決めていただいて、こういう方向でやると決めて、早目に庁舎の建て替えというのが、私はまず一番かなと思って、中学校の次は庁舎が一番かなと思ってますので、そこら辺のところをよろしくお願い、研究も含めてよろしくお願いしたらと思います。どうぞよろしくお願いします。  それでは、7つ目、英語検定についての質問をいたします。  町長の公約ということで、教育、子育てについて町長の公約がありました。特色ある教育実践ということで、学校教育では英語に重点を置いた教育や学力を底上げするための公営の無料塾の実現に向け、教育委員会に施策の研究・検討を依頼しているところです。例えば、琴平中学校の卒業生の半数は英検3級合格者といった確かな数値目標を上げ、その実現のためには何をすべきかを、職員らとともに考えて実行していきますと町長は、平成30年の7月29日の四国新聞の町長インタビューで言われていました。  現在、中学校では、検定料が年1回無料になっています。そして、そこも充当してほしいんですけども、まず、小学校の英語の教科化ということで、今、2019年度、今年は移行期になっております。来年の2020年度からは小学校3・4年生で導入ということで、5・6年生では正式な教科になると思います。今年度も小学6年生で英語検定5級を受けた子どもさんもおられます。  特色ある教育実践で、英語に重点を置いた教育や学力を底上げし、若い世代に選ばれる町づくりとお考えなら、英語に重点を置いた教育ということで、小学校の子どもさんについても検定料を無料にしてはどうでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  英語検定の補助、助成につきましてのご質問をいただきました。  子どもたちが英語力をつけまして、国際人としてのコミュニケーションができるようになることは大切なことであるというふうに考えておりますことから、中学生が中学校卒業までには英語検定3級を、少なくとも多くの人が、できれば半分ぐらいの子どもたちが琴中を出ればできるんだということを1つの目安として、英語検定には是非受験にチャレンジしてもらいたい、挑戦してもらいたいという願いがあります。  現在、本事業につきましては1年目でございまして、中学生の英検への受験状況や申請の状況を見極めているところであります。  ご質問、ご提案ありました、来年度以降、小学校への英語の科目としてなるということになりますので、そういったご指摘の小学生まで助成の幅を広げていくことは大いに検討すべきであると思いますので、そのあたりも視野に入れまして検討していきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  英語検定は、3級から2次試験としてスピーキングテストがあって、3級合格というのは、本当になかなか難しいと聞いてます。しかしながら、高校受験のために内申書にも3級以上は記入してもらえるということも聞いてます。子どもたちが目標を持って、自信にもなります。本当に来年度から正式な教科になるわけでございます。国際人として通用する人になるためにも、是非とも助成、小学校のほうも助成していただいて、目標を持って、小学校から5級ぐらいからやっていて、中学校には3級を取るんだという目標を持って学ぼうとする子どもたちの応援を是非よろしくお願いいたします。  続いて8つ目ですけども、公営無料塾についての質問をいたします。  学力を底上げするための、これも町長の公約の中ですけども、公営の無料塾の実現に向けて、教育委員会に施策の研究・検討を依頼しているところですと以前聞いたときにそう言われました。どのようになっているのでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  私の公約の1つでございます公営の学校におけます無料塾についてどうなっているのかというご質問でございます。  これはですね、私も子どもがおる中で、よく保護者としてPTAの役員等もする中で、昔と比べてですね中学校、受験だけのことを言っちゃ駄目なんですけど、高校受験においては私どもがいた時よりも内申書のですね、ウエイトが非常に高くなっておりまして、中学校入学式の後に、保護者の説明会の時に、もう1年1学期の中間テストが、もう高校入試の内申書に反映するんですという、しかもあなたのお子さんはどこの高校を目指すんですかと、そこまで言われたのが、物すごく私も衝撃的でありまして、そんなに内申書って大事なんかなと、本番一発勝負で頑張ったらいいんちゃうかなと思っていたんですが、実はそういうもので、具体的には通常の宿題であったり、提出物であったり、勿論、通常の授業の態度であったり、いろんなものが要素されたもので、学校のですね、昔のように何点取ったら5とか4とかいうものから、そういう先生の中での授業態度、いろんなものが含まれているということでございました。そういう中でですね、非常に小学校の時の段階でですね、宿題を出さない、テストの、勿論これは私の子どもからの話なんで、確認は取れてませんけど、中にはもう名前だけ書いて零点の子もいると、いう子もいて、そういう子どもさんはですね、中学校になって急に勉強したりとか急にテストできないという、非常にそれが危惧しておりまして、いわゆる教育の格差というもので、できる子はですと、いわゆるそういうふうにしないという、家庭学習、家庭のそういう部分が大きいんじゃないかなということが、非常にこれは子どもたちにとって不幸であるということを感じておりまして、公約の1つに上げたわけでございます。  長くなりましたけども、そういった面では、地域の活力維持につきましては、学力の底上げが必要であるということを考えまして、最近では公営塾を設置する市町が増えている傾向でございます。しかしながら、学力を向上させるのが目的となりますと、個人で経営されている塾との兼ね合い、民業圧迫というんですか、その辺もありますので、また家庭での親子の触れ合いの時間が少ないことも懸念されております。  本町が実施できる公営の無料塾につきましては、目的をはっきりさせた上で、指導者の確保また運営方法、時期等を考えた上、近隣の市町の動向にも注視して、今後も引き続き検討してまいりたいと思います。  加えて、学校の統合の問題もございますので、システム的にできれば新しい学校ができた、統合された場合には、今やると3カ所せないかんという部分がありますので、統合した時にはスタートできるぐらいのつもりでは遅くともやりたいなというのは、私の本音でございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  無料塾について研究・検討している、研究を教育委員会に依頼していると言われたんですけども、教育委員会としてはどうお考えでしょうか。
    ○町長(片岡 英樹君)  はい、教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。  町長が先ほど申し述べましたように、子どもたちの学力の底上げであるとか、そういったものから学校以外のところでの塾の存在というものはある程度価値があるものと思っているところでございます。  なお、運営方法とか、特に指導者、それから対応の仕方等についての検討は加えていくべきであるというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  塾との兼ね合いということで、以前、和気町に視察に行ったときも、そこは了解してもらって受験のための塾であるとか、底上げとは違うということも言って、話をしたりとかして、それは了承してしているいうことでございました。なので、次の新しい学校といいますと、また先になっちゃうと思いますので、そこら辺のところは十分とどういうふうにしていくかいう話し合いというか、計画といいますか、何事も計画だけでも協議・検討していって、全てが全部一気に、学校が建ったからほらできるとか、庁舎が一遍にそれができるときになるというのもちょっと考えられないので、準備だけはいろいろとして、庁舎内で共有して、そういうことに向けてしていっていただきたいと思います。  先ほど言いました英語の小学校のことについても、よそは中学校とかしていますけども、小学校からになるとインパクトも強かったりとかする、特色ある町になろうかと思います。是非、町の皆が住んで良かった、子どもたちが生き生きと学力も上がってるなという、そういういい意味での町にしていってもらえたらと、私は願います。安心・安全な町ということで、防犯とか地域の人も大切ですけども、そういうことで、1回にはいろいろできませんので、順次いろいろと協議・検討、協議ということを進めていただいて、1つずつでいいですので、ちょっとずつでも前に進めれるようにお願いいたします。余りまた進んでないと、もう一度聞くようになると思いますので、是非よろしくお願いいたします。  これで、私の一般質問は終わります。以上です。 ○議長(安川 稔君)  これで6番、渡辺 信枝君の一般質問は終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで休憩といたします。  再開は10時50分の予定といたします。      休憩 午前10時39分      再開 午前10時50分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き一般質問を続行いたします。  8番、山下 康二君   (「はい、議長、8番、山下」と呼ぶ) ○8番(山下 康二君)  議長の許可をいただきましたので、令和元年12月議会において大きく2点、中学校英語検定料助成と農家廃業対策について一般質問をさせていただきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  8番、山下君。 ○8番(山下 康二君)  それでは、通告順に従いまして、町長は公約の中で中学3年生を対象に英語検定料を助成すると言っておりましたが、現在はどのような状況になってるかということでお尋ねいたします。  子どもたちが英語に親しみ、英語力をつけることは、これからの国際社会で国際共用語としてコミュニケーションができることになるとともに、グローバル化する社会に順応し、今後の日本経済的発展に貢献できるばかりか、就職やビジネスで不可欠なものとなってきております。また、視野が広がるとともに、外国人とつき合えるようになることからとしても大切なものであると考えております。  町長は、公約の中で、中学3年生を対象に英語検定料を助成すると言っておりましたが、子どもたち中学校卒業までにある程度の英語力をつけさせる手段の1つとしてはとてもいいことだと思っております。町長の英語力の向上や英語検定料の助成についてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長の答弁を求めます。  町長。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  8番、山下 康二議員の質問の答弁を行います。  中学校の、現在、中学生への英語検定助成についてのご質問でございます。  子どもたちが英語力を身につけることは、これからの国際社会を生き抜き、またその中で活躍するためには、今ご質問の中にありましたようにとても大切であるということは私も思っておりますし、このことを一つの我が町の大事な大事な子どもたちの一つの目玉にしたいなというのは、私の考えでございます。  そこで今年度より、町内在住の保護者に対し、町内在住の中学生が5級以上の英語検定を受検した際には、その申請に基づきまして受験した生徒1人当たりにつき、在学中に3年間で1回だけですけど、検定料を助成する英語検定料の助成に関する事業を始めているところでございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  8番、山下君。 ○8番(山下 康二君)  今、町長の答弁がございましたように、3年生1回でなく、3年間で1回ということで、内容が充実されていることは良といたします。  そこで、今年度の活用状況ということでございますが、教育長にお尋ねしたいと思います。  今年度から英語検定料の助成に関する事業が行われておりますが、その事業の内容と今年度の活用状況について、どのようになっておるのかお尋ねいたします。 ○町長(片岡 英樹君)  教育長の答弁を求めます。  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  山下議員のご質問にお答えいたします。  中学校英語検定料の助成についてですが、現在、行われている英語検定料の助成に関する事業は、先ほど町長が申しましたように、町内在住の保護者に対し、町内在住の中学生が5級以上の英語検定を受験した際に、申請に基づき受験した生徒1人当たりにつき、在学中3年間で1回、検定料を補助するものでございます。  今年度の補助金の活用状況でございますが、11月末現在ではありますが、今年度第1回の受験では、1年生から3年生まで28名が受験しており、そのうち補助金の申請をした者は5名であります。また、第2回の受験では、18名の受験者のうち、申請をした者は3名でありました。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、8番、山下君。 ○8番(山下 康二君)  思っていた以上に事業の活用は進んでいないのかなと思われます。それは、中学校3年間で1回の助成であるため、1つの級をクリアした場合、上の級に挑戦したい時に助成をしてもらおうかとか、いろいろな考えがそこに出てきて、どこで使おうかというとこで、この事業の申請が少ないというようには感じておりますけども。その点については、教育長、お考えの程はどんなんでしょうか。 ○町長(片岡 英樹君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。  議員おっしゃられるように、3年間で1回の助成ですので、仮に受験をして合格してでも次の級を受験しようと思う生徒については、その次の受験の時に補助をしてもらおうということで、第1回、第2回で差し控えている生徒がいるということは想像することができます。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  8番、山下君。 ○8番(山下 康二君)  そこでですね、町長、現在は公約で3年生のみが対象であったのが全学年に拡張され、実施されておりますが、更に全ての受験について助成してあげることはできないものでしょうか。せめて1つの級について1回助成してあげることはできないものでしょうか。そうすることができれば、受験に向けての意欲も湧き、子どもたちの英語力の向上が図れるものではないかと考えておりますが、町長のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  ご指摘の、今のルールは3年間のうち在学中に1回適用というもので、ちょっと表現は悪いかもしれませんが、実証実験的に今回導入させていただきました。先ほど教育長のほうから、実際の現時点の状況について話がありましたが、検定料が級によって値段が変わっておりまして、5級が準会場の場合2,000円、4級が2,600円、3級が3,900円、準2級が4,900円、2級が5,500円。本会場での、中学生は1級、準1級受けないと思いますけども、1級になると9,500円ということで、級が上がるほど1,000円ずつぐらい上がっていくというのがあるので、私の子どももですね、ある級が受かりまして、次の級を受けたんですけど、そこで1,000円が上がった時にやると。年に3回ありますので、上手くいけば多分最後のところで出してくるのかなというのはあります。それと、とにかく始めたばかりでございまして、周知であったり、現状であったり、その部分についてはもう少しまた学校と協議していかないかんところありますけども、先ほどの渡辺議員の時にも申し上げましたように、まずはそういう目標を掲げた中でですね、トライしていくいうことは非常に大事だと思いますし、実際の中ではですね、金額は高いか安いかは別にして、一つこれを指針として、英語教育の中で充実する指針と考える上では、拡充はしていくべきかなと思いますので、先ほどの渡辺議員の小学生への適用も含め、またその利用回数も、例えば、新しいのに挑戦したら級についてはOKにするとか、ないしは合格した場合には次の級に進む場合にはまた出すとか。  また私も実際、成績表いうんがありまして、3級、2級、1級とグラフになっておりまして、合格ライン、例えば、3級受けた場合、あなたはこれぐらいの実力ですというふうに出るんですよ。その分が次の準2級になればですね、超えていれば次、準2級受けることができるようなそういう表現でありますので、足りない場合はもうちょっと頑張ったら次の級に上がれるとかいうふうな、そういうふうな成績表になっておりますので、非常にチャレンジ精神もありますし、出ますし、また、いろんな履歴書等にも英検3級、英検2級、英検2級になったら凄いですけど、英検準2級を持ってるということは、非常に将来社会人になる時にも、勿論、受験等にもアピール度が非常に高いと思いますので、そういったこともですね、まだ実験的でもっともっと他の町に、町民であったり町外の人にも琴平町こんなことやってますよということでアピールできてないところはありますので、そういった面でいうと、拡充と方向で考えてもいいかなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、8番、山下君。 ○8番(山下 康二君)  今、町長の拡充を考えているということで、私は有難いことだと思っております。そして町長ね、子どもを琴平で勉強し、琴平で大きくなり、これ一番理想なんは、琴平へ帰ってきて、琴平で仕事をしてもらえるいうのが一番理想だと思います。しかし、そんなことは考えんでも、全国、日本国内で、そしてまた海外で活躍していただければ、その出身地が琴平ということであれば、十分、琴平の今の教育にかける1つの目標としたら達成できると思っております。これは無駄な投資だと思っておりませんので、是非前向きに検討をお願いしておきます。 ○議長(安川 稔君)  はい、8番、山下君。 ○8番(山下 康二君)  続きまして、農政関係について質問させていただきます。  琴平町では、現在、稲作面積が3ヘクタール毎年減少しております。平成30年の稲作面積は129ヘクタールで、町全体の農地面積250ヘクタールの約半分強しかなく、特に最近著しく減少しております。このまま何も対策をしなければ、稲作面積の減少はより加速をし、それは町の農業の衰退に繋がると考えておりますが、町長はどのように感じておるかお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  農業対策についてのご質問をいただいております。  本町は町全体自体が8平方キロメートル余りと大変小さな面積ではありますけども、その中でも一番大きな面積を占めるのが田畑であるのはご承知のとおりであります。かといいながら、今月頭に土地改良区の仲多度の研修で島根県安来市のほうに私同行させていただきました。圃場の整備を、現場を見させていただきました。私、今までいろんな農場見ましたけども、余りそういう研修的な説明を聞いたのは初めてだったんですけども、いわゆる水路がない圃場、1枚が1ヘクタール、100メートル掛ける100メートルの田んぼが1枚、1ヘクタールという大変大きなものがありまして、安来市では4,000ヘクタールの圃場整備を進めていると、琴平町の面積が800ヘクタールですので、それを考えると、いわば買田の交差点から如意山の麓までが全部田んぼというふうな、さらにもっと横に広いような現場を見てきまして、こういう現場だとですね、やっぱりトラクターやコンバインの自動化運転であったり、ドローンによる操作であったり、いろんなことができるんだなということでありまして、将来的にはそういう農地化を進めていかないといけないし、今、国ではですね、そういう、当然地元負担もなく圃場整備を、国が地元負担なく、する制度があるというふうには聞いてきましたけども。とはいうものの、大体皆さんご存じのように、うち4反持っとんやいっても、あっちに8畝、こっちに4畝、ばらばらで持っていますので、本来ならば、やっぱ農業法人化であったり、そういうものを一括していかないとですね、なかなか町内ではそれだけもできないと思いますし、一番の問題は、ちょこちょこと田んぼの間にお家があるというところで、なかなか先ほど申しましたような大規模な農地化ができないのが現状でありますし、本町のみならずまんのうの方や善通寺の方や多度津の方もなかなか難しいなというのが現状でございました。  ちょっと若干それましたけども、答弁のほうに入ります。  現在の農業形態は、過去に比べて随分変化しております。以前の農家は、自家消費を含め全ての保有農地を何らかの形で利用しておりました。その中心になるのが、当然、稲作でございます。現在の稲の耕作面積は、町全体の農地面積は現在250ヘクタールでございますけど、稲作は約半分の129ヘクタールしかなく、今から8年前の平成23年には約150ヘクタールありましたので、議員ご指摘のように年々稲作面積が減少している現状でございます。このままでは、町の米作農家自体がですね、一層衰退していくということで、大変心配し、危惧しているところが私の所感でございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)
     はい、8番、山下君。 ○8番(山下 康二君)  減少の原因はいろいろあろうかと思いますが、まず、農家の高齢化、後継者不足など原因は多々ありますが、稲作経営自体、そのものが大赤字であることが大きな原因の1つだと思っております。  赤字の原因には、主に2つあると思います。  その1つは米価の下落でございます。現在の米価は、1俵当たり1万3,000円前後で推移しております。20年から30年前に比べて約7,000円ほど安くなっております。1反当たりでいえば、5万6,000円の収入減となっております。  そして、2つ目の原因といたしましては、機械代でございます。稲作には、トラクター、コンバイン、田植え機は必需であり、ちなみにトラクターを買えば約250万円、コンバインが300万円、田植え機が150万円で、合計700万円の機械代がかかります。その減価償却7年といたしましても年間100万円というお金が必要となってきます。機械にもよりますが、3反を耕作すると仮定して、その経費が1反当たり約30万円、それに直接的経費、肥料代とか農薬代等の経費が約5万円なので、これを足しますと、経費は35万円になります。収入が1反当たり約10万円なので、差し引き1反当たり25万円前後の赤字になっております。当然、それ以外のその他の経費、水利費等の間接経費も合わせますと、赤字はもっと膨らんでまいります。  そういったところについて町長の認識のほどはいかがなもんでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  稲作の経費につきましては、今、議員のほうが細かくおっしゃっていただきましたけども、1つ目は農薬、肥料など直接的な経費、2つ目としては農地に対する水利費や固定資産税などの経費、3つ目には機械などの設備投資的な経費が掛かっております。この中でも最も高額なのは、今言われてましたように機械の経費であるかと思います。稲作に経費は必需でございますし、機械の年式や性能等にもよりますけども、今の米価の販売の収入、つまり1反当たり10万余りでは、当然この経費が大きな赤字の発生原因になっているというのは認識しておりますし、また今、細かく数字でおっしゃっていただきましたように、作っても作っても当然難しゅうございますし、先ほど私、冒頭申しましたように、よっぽど大規模化、経費節減化を進めないと、小さい田んぼではなかなかできていないというのは現状であると思っております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、8番、山下君。 ○8番(山下 康二君)  そこで町長、今現在、戸別所得補償、経営所得安定対策はもう終了しております。国からの直接的な補助金はありません。農家の稲作の廃業を完全に止めることは難しいなと思っておりますが、少しでも延長してもらうために、町からの助成金制度が必要であると考えております。  できれば、補填すべき助成額は、1俵当たり、20年、30年前の2万円になるようにしたいのでございますが、それであれば全部で7,222万4,000円という試算上の計算で必要となってきます。これは余りにも膨大で極端でありますので、そこで、せめて水利費等の何も栽培、耕作しなくても必要となる経費が1反当たり5,000円掛かっております。この金額相当の補助ができないかと考えておりますが、これだと約640万程度という言葉は適当ではございませんが、640万の予算でいけろうかと思っております。そこのあたりは、町長いかがお考えか、即答で答えていただけるんならお答えいただきたいが、それか後、もう次のやつも、4番目もまとめて質問した後で、一緒でよろしいでしょうか。  この稲作は農家だけの問題では終わらないと思っております。先ほど町長申されたように、田んぼと田んぼの間に家が建ち、本町のように混在している状況でございます。そういった中で、米を作らなくなった場合、その後の農地の管理が問題になってまいります。そのままにすると2、3年で雑草が生え、虫等の発生源となり、生活環境を悪くすることにもつながりかねません。また、防災面においても、田んぼは自然のダムでございます。1反当たり100トンの水を溜めることができると聞いております。地球温暖化においては、全国で発生している水害も、琴平町として例外ではない。いずれにしても農地を守ることは大切だと思っております。  そして、ちなみに農家の方で、高齢化で後継者もおらず田んぼをお持ちの方、その方が今どうしているかということはお聞きしました。これは、場所によっては他の人が作ってもらえる場合もあります。条件が整わなければ作ってくれません。これが現状です。しかし、先祖代々からの受け継いできた田んぼを守らなければいけない。また、隣近所に迷惑をかけてはならないということで、年に2回草刈りをされております。その経費は、1回当たり2万円から3万円と聞いております。これ2回ということは、安くて4万、高いところでは6万というような状況になっておりますので、どうかそこらあたりは加味していただいて、前向きな検討をお願いしたいのですが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これは本町だけでなく、先ほど申しました大規模経営してるところもですね、遊休農地であったり、放棄地の問題が出ているということを鑑みますと、一層、先ほど来、私も、また議員さんのご指摘にあるように、本町の場合は一層厳しいんではないかなというふうに思います。その中で、1反当たり5,000円の補助をしてはどうかというご提言でございます。これにつきましては、質問にもありましたように平成29年までは、国の農業施策の中で、戸別所得補償、また経営所得安定対策として、稲作に1万5,000円から、減額となりまして7,500円という補助金がございましたけど、現在はないというところでございます。  町としましては、平成26年度に琴平町農業経営耕地規模拡大促進対策事業補助金を設立いたしまして、現在まで5年間継続して交付しているところでございます。この補助金は、農地の集積と経営規模の拡大を目的としたものでございますけども、今後の農家と農地を守るためにも、この補助金の見直しの拡充等できないか、予算規模を含めて今後の課題と考えているところでございます。  また、もう一つの質問でございます。これからの農家について、現状についてということについてのご質問でございますけども、この農業施策といたしまして、県を中心に、いわゆる農業法人の設立であったり、新規の就農方法についてもずっと最近、ここ何年も進めておりましたが、結果として現状、琴平町では5つの法人と3人の方の新規の就農者ができております。しかし、まだ琴平町の農地を全て管理できる状態ではございません。さらに、新規の法人等ができることを期待しているところでございますけど、それにも限界があるというのはご承知のとおりかと思います。  稲作だけでなく、琴平町では田んぼを利用してですね、ニンニクや菜花、オクラ、レタス、キャベツなどの野菜を栽培して、町としても推進して市場に向けてアピールして、根づいてきているところでございます。これらの水田野菜が裏作等として栽培できるのも、土地利用型である米、また麦作による農地管理が周辺でできているからでございます。  本町では住宅と農地が混在しておりまして、農家が廃業し、農地が荒れてしまえば雑草が生え、そこに虫などが大量に発生したり、また水路等も放置されたままになるなど、議員ご指摘のように生活環境を悪化させてしまうわけでございます。また、地球温暖化の今、防災面においても田んぼは天然のダムとして大変重要と考えているところでございます。  従いまして、農家が農地を維持管理できるように、町としてもできる限りの支援をしていかないかんなという認識でありますけども、ただ冒頭、議員のほうからご指摘がありましたように、仮に1反当たり5,000円をですね、出したとしても、現状、稲作する上で、それで農家の方の、ないよりかはあるほうが助かると思うんですけども、そこで稲作であったり、農家の規模、農家の維持ができるかというと、まだまだそれでは足りないんじゃないかなというのが本音です。かといって、そこに大きなお金を補助したからといって、それだけでない問題については議員ご指摘のように維持管理の問題、それから経費の問題、それから後継者の問題等もありますので、そのあたり含めて農業施策、農地の維持確保は必要であるという認識を持ちながら、これといって対策できてないのが現状でありますけども、ご指摘については真摯に受けとめた上で今後の課題として考えていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、8番、山下君。 ○8番(山下 康二君)  今、町長言われましたように、私としてもこの5,000円で今までの農地がそのままやっていけるとは思っておりません。先ほども私、質問の中で述べましたように、少しでも延命、少しでも他の人が作ってもらえるような状況下に持っていくために最低限お願いをしたいということでございますので、どうか前向きなご検討のほどよろしくお願い申し上げます。  それでは、農家が廃業にならないように町単の稲作への補助金を切にお願い申し上げまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(安川 稔君)  これで、8番、山下 康二君の一般質問は終わります。  一般質問の途中ですが暫時休憩といたします。  再開は、11時25分でお願いします。      休憩 午前11時20分      再開 午前11時25分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  一般質問を続行いたします。  10番、山神 猛君。   (「議長、山神」と呼ぶ) ○10番(山神 猛君)  議長のお許しをいただきましたので、3点質問させていただきます。また、私なりに考えていることをご提案申し上げたいと思いますので、よろしくご検討いただきたいと思います。  それでは、質問席のほうに移らせていただきます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町において今おくれておる公共施設の改築等、今後の取り組みについて質問いたしたいと思います。  小学校の統合が暗礁に乗り上げた結果、前町長は中学校校舎の建設の道を選んだわけでございますが、その結果、小学校の建設は随分遅れをとっていると考えます。私が考えますのには、ここ4、5年のうちの着工は難しいのではないかと考えます。小学校の統合問題、校舎の建設の件、また近隣の市町から比べ随分遅れをとっております教育施設(こども園、図書館等)また文化施設(金丸座)、庁舎の改築をどのように考えておるのか、詳しく知らせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(安川 稔君)  10番、山神 猛君の質問に対する答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛議員の質問に対する答弁を行います。  町において遅れている公共施設の改築等、今後の取り組みについてのご質問をいただいております。  平成31年3月に策定いたしました琴平町個別施設計画でお示ししましたように、公共施設のあり方検討の優先度の高い役場庁舎、小学校校舎というの改築をまず第一にと考えて、その後、就学前教育施設と考えております。  なお、時期につきましては、本年度中にお示しできればと考えております。詳しく示せということですけど、その時に詳しくお示ししたいと思います。言える範囲で言いますと、まず手始めに来年度は金丸座の現在は基本設計を行っておりますので、次年度においては実施設計を行い、その後、補強工事を進めてまいります。続いて、小学校の統合をし、その近隣に保育所・幼稚園を統合したこども園の整備。そして、小学校の跡地を利用しての役場庁舎及び図書館等々を建設したいという方向でございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番、山神君。 ○10番(山神 猛君)  今、町長の答弁を聞きますと、一応遅れているハード事業、中学校が来春完成いたします。また、それに続きまして小学校、庁舎等々を早急に取り組みたいということでございますが、それをですね、短期間で実施するとなると、資金がですね、ショートすると考えますが、町長の考えはいかがでしょうか。私は、当町のハード事業は今まで考えておられる全て新築と、改築ということで計画されておるようですけれども、身の丈に合った事業に変更すべきではないかと考えます。町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  1点目の資金のショートというのは、議員おっしゃる、もう少し具体的に資金のショーというのは、いろんな解釈がありますので、それはどういうご質問かをもう少し具体的に教えていただけたらと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番、山神君。 ○10番(山神 猛君)  一連のこのハード事業、いろいろ金額的なんが数億円あると思いますけども、私は中学校の校舎含め庁舎、小学校の統合、新築工事ですね、それから金丸座等々の公共施設を新しく全てやるとなれば、約100億円ぐらいの資金が必要でないかなと思うんです。それを短期間にやるとなれば、私は琴平町の財政からいうと資金がちょっと追いつかないのではないかと心配するわけでございます。そのあたりのお考えを。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  ご心配はごもっともでございまして、かといいまして一応の確認ですけども、今、町として、私云々ではなくて町としての統合小学校については、何度も申しますが、新しい土地に新しい学校を建てるというのが第一の方針になっておりますけども、それを踏まえた上でですね、それも1つの候補と上で、今ご指摘のようにもう少し身の丈に合った計画の小学校の統合についても考えておるわけでございまして、それについては、勿論今ある3つある小学校、勿論これは学校用地でございますので、それを活用した部分も含めて今、検討しているところでございますし、また、本当多くの議員から、そもそも小中一貫ということは言われてきたわけでございますけども、現状の中で今、中学校を校舎と体育館を建設しているところで、これについては、私はもうちょっと現状は無理というふうには考え得る中で、今の小学校、3つある中の小学校を活用した形で、新設になるのかどうかは別にしまして、それも選択肢の1つとして、今、検討の中に入っておりますし、また、保育所・幼稚園も今2つずつございますので、これも1つまたは2つに統合した上でですね、それは小学校と連携ができたこども園になるのがよりいいのでないかということにつきましては、これは前回のほかの同僚議員さんの答弁にも申し上げましたけども、そういう考えでございます。  100億掛かるとですね、一気に100億することと、問題はですね、資金繰りでございます。おっしゃるとおりでございます。私も、よく日本全国で財政危機宣言というものを出しているところがございまして、これはどういう状況かといいますと、歳出と歳入が逆転している。つまり、昨日、決算委員会のほうで委員長のもとで決算認定、昨年度につきましていただきましたけども、歳入、歳出のいわゆる差額自体が逆転している状況がですね、何年か続くとですね、これは当然、歳入欠陥となり、それからいわゆる財政指標ですね、実質公債費比率であったり、将来負担比率であったり、ああいったものがですね、悪化するととてもじゃないですけど起債すらも自由にできないという状況でございます。今のところ、本町は今、財政豊かではないけども、厳しい状況でも、そこまでの悪化した状況でないという現状の中でですね、何とかやり繰りしていきたいと思っております。ですから、そこまではならないようにですね、年間どこまで町はお金が出せるのか。それから、勿論有利な起債を活用しないとですね、とてもじゃないですけども厳しいということについては、それはもう議員ご指摘のとおりでございますので、今、金額で幾らということは申し上げられませんが、重々その辺については背伸びどころか絢爛豪華なものは作るつもりはございませんので、それらの際については私の認識の中ではございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番、山神君。 ○10番(山神 猛君)  今、町長さんが言われましたように、小学校についてもですね、統合して新しい場所での新校舎も含め、現有の校舎云々ということを言われましたけれども、私は今、新しい校舎、必要かと。統合した新校舎が必要かということを思います。といいますのは、今、大体各小学校50名から60名なんです。これが今から段々増えていくようですと、これは考えないかんと思うんですよ。それがね、今の段階からいうと、現状維持、それこそ若者の流入等々の施策で、若い方を呼び寄せて人口増加を図るという努力で、減らなければいいということで、現状維持であればいいんですけども、減る可能性のほうが私は大だと思うんです。ですから、今の小学校、琴平、榎井、象郷小学校、1校でも最盛期の、今の3町の小学生の人口と比べてまだ1校の生徒数が多かったわけなんです。ですから、どこか1つの小学校をリニューアルして、改修して使えば十分使用は可能だと私は思います。  町長もそれこそご存じだと思いますけれども、四条の小学校、あそこなんかもリニューアルして、本当に見たところ新しく建設されたような小学校に生まれ変わっております。まんのう町さんはそういうとこ本当にすばらしいなと思うんが、高篠小学校、このあたりもそういった感じでリニューアルされています。ですから、今の生徒数からすると、1つの小学校を手をかけて、リニューアルをして使用すれば、予算的に見て私半分以下でできるんではないかなと踏んでおるわけでございます。  また、庁舎におきましても先般から研修等に行きました。熊本市の荒尾市という市役所があるんですが、そこが昭和の50年に建設された庁舎で、殆ど私どもの琴平町の庁舎と比べて建設時期が同じなんですけども、そこはこの熊本地震が起きる前にですね、耐震工事をやっておりまして、被害を逃れたわけでございます。それと、されてなかった宇土市は庁舎が壊滅ということでございますが、庁舎の中に、スラブというんですか、物すごく芸術的に取り入れてるわけです。というのは一つの何ていうんか、外観が悪くなるというんじゃなくて、一つのそれをアートとして捉えているわけでございまして、そういうふうにすればですね、十分この庁舎もですね、荒尾市の庁舎等々を見ますと十分庁舎の使用が可能ではないかと思います。そういったことで、この計画がですね、町長が全部の計画を10年以内にやるとなればかなり本当に急いでやらないかん。それを改築で行うとすれば、10年間で、私はできるんじゃないかなと思います。そういったことで、一度今までの新しい庁舎、新しい小学校、そういったことをですね、クリアにして、もう一度そういった今ある校舎、庁舎の使用というんですか、再利用というんですか、それを考えていただきたいなと思いますが、町長いかがでございましょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。  小学校については、非常に地域性の問題であったり、通学の問題であったり、いろんな要素がありますので、何処にというのが大変重要になりますし、それと、今議員ご指摘のように子どもの数の問題も含めてですね、不安になっております。というのは、ちなみにですけども、これは参考になるかどうか別ですけども、隣のまんのう町さん、非常に家が沢山建ってるし、リフォームされてるいうお話ありました。満濃中学校さんが1学年150人おるということでございますけども、その現状、まんのう町さんは年間の出生者数が100人切ってるということは、15年経つと満中も、隣の町のことを言うてもしょうがないんですが、満中でももう15年後には1学年100人を切るというのがもうなってる現状であります。本町においては、昨年が43人でございました。もう50人程度おったのが40人台になりますし、今年はちょっと数が少ない状況でございますので、本当にこれは私は危機的状況でありますので、かといって特効薬がないというのは言い訳になりますが、本町の若者の定住、後に出てきますけども、関連しますが、部分であったり、これは本当に危機的状況であるということを強く感じておるところでございます。  ちょっと話がまた戻りますけども、役場庁舎について、一応、個別計画では、現状を建物を改修するのに費用は5億5,000万掛かるというふうに見込まれております。これは現庁舎ですよ。それでですね、ちなみに宇多津町の庁舎がですね、現状の庁舎を耐震化し、さらにリフォームに12億掛かったというふうに聞いておりますので、このあたりについてはですね、リフォームが有利なのか新築が有利なのかということは、私は結局何年スパンで考えるかだと思います。どうしても公共の場合、建設費用に目が行きがちでございますけども、何年使うのかというランニングコストも含めて考えないと、安くやっても、例えば、10年しかもたないのか、20年しかもたないというのと、若干当初にお金かかっても、長く使わないかんのかという点と、それと議員が先ほど言われたように、琴平町の場合、本当に大規模改修を過去本当にやってないところが、これが今になって残念ながら大きくしているところ。これが琴平町とまんのう町との大きな違いでないかなというのは認識しております。
     ヴィスポも15年過ぎてさすがにもうリフォームせないかんのかなというふうなこともありますし、これは基金がございますので、活用した上で上手くできるかなとは思っておりますけども。  いずれにしましても、議員ご指摘のように全てが新築というのは、現実問題でないというのを認識がある上で、ご指摘のようにリフォーム等も検討課題に入れておりますので、また議会のほうでも十分調査研究のほうをしていただければ幸いかなと思います。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番、山神君。 ○10番(山神 猛君)  町長もそういったことで旧来の施設をリニューアルして使用するというお考えが頭の隅にあるということを聞いて安心いたしたわけでございます。  ただ、この小学校の統合にいたしましては、前町長、これ山下町長の代から統合というのにはなかなか判断が下せなかったわけでございますが、これはやっぱり首長さんの宿命だと思います。本当にもろ刃の刃だと思います。これはもう今任期中に決めていただきたいと思います。これはどこをとっても当たったとこはいいけど、外れたところはやっぱりあれが出ると思います。ただ、これは議員はできません。それができるのが首長さんですから、英断をお願いいたしたいと思います。  そういったことで、庁舎、仮に宇多津庁舎が12億。12億かかったとしても新築するとなればやっぱり30億、40億といった大きなお金が掛かるんじゃないかなと、私は思いますので、このスパンの、20年スパンで改築した場合考えておれば、今、10年先のことをいうとあれかもわかりませんが、20年先には、私は合併してほしいなと思ってる考えの持ち主でございます。というのが、やはり同じ住んでいても隣の町と比べて住民サービスが遅れているようでは、住民に要するに迷惑がかかってるというのを、私はいつも考えておるんで。そういったことでそういうこともやっぱり視野に入れて、20年もてばまたその時には、また財政もよくなっておるのであれば、また新築なり改築、またその時にリニューアルすればいいのではないかと思います。  小学校は今、3つある中で、いろいろ私考えておるんですけども、3小学校を2校にやることと、それこそ1校で、どっかの小学校を活用するといった考えで進めていただければいいんじゃないかなと思ったりしております。そういったことでこれは今後の町長の考え方次第だと思いますので、そういったことも今後はそういったことを検討する中に、頭の中に入れていただいて考えていただければ幸いと思います。  九州に行った時に、そこの市の職員が言われました。香川県はそういったところ裕福かもわかりませんけども、本当にもう庁舎イコール新築という考えでおるけども、その熊本市の近くでは、そういった改築、要するに現庁舎をリニューアルして使用していくというのが、そのあたり一帯の地域性になっているから、そうですかおたくのほうはそういう新築ばっかりですかというようなことを聞かれて、羨ましく言われておりましたけども、私はちょっとそれやるとなると大変なんですよと言って答えたんを覚えておるわけですけども。やはり地域性というのもあるかもわかりませんけども、これだけの立派な、昭和47年ですか、これだけ立派な庁舎作っていただいて、これなら十分活用できるんじゃないかなと思います。ですから、防水、それから外装等々、改修していただいて、町長が就任されてエアコン、まあ空調ですね、それからトイレ等改修されていますので、これあたりもまた有効に使っていただいたらと思いますのでよろしくお願いいたしたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  前回、9月議会でですね、眞鍋議員の時の質問に対して答弁しておりますので、もう一度同じことを言いますが、小学校の統合については、案は6つに絞っております。1つは新しいところですね、先ほど申し上げました2つ目には象郷に持っていく、榎井に持っていく、琴平小学校に持っていく、それと象郷と琴小、象郷と榎小、この6つの案に絞って、今、調査研究しているところでございます。  それから、役場庁舎については、私の中ではですね、ここを改築するというのは、ここを活用というのはですね、ちょっと無かったわけでございますけども、ただ、いろんな方の提案で、これはするしないですよ、案としてあるのが例えば、旧綾歌庁舎は3階を楽にして、耐震化して今リフォームして活用しておりますけども。この建物、私は素人なんでわからないんですけど、一番3階部分が重たくなってるので、その辺でやるとか。また活用してですね、よくどこの市町も行くと防災センターという形で建てながら、あんまり他の町のことを言ったらいかんですけども、役場的に活用しているところもありますので、そういう1つにやるやり方もあれば、若干複数にして、役場機能としてはちょっと使い勝手悪くなりますけども、そのほうが小規模のものをやっていくいうやり方もありますし、いろんなパターンもありますので、それは先ほどの渡辺議員の質問もありましたように、議会のほうでも国のほうに陳情行っていただいて、現状の制度の活用についてはしていただきましたけども、それにとらわれることなくことなく、今のご指摘にもありましたように、空いた小学校跡地に役場を建てるというのが本当にいいかどうかも含めて、少しでも経費が少なく、また長く使える方法というのを、いろんな提案あります、いろんなやり方がありますので、そのあたりもしっかり調査しているところでございますので、またいろいろと議会のほうでも調査研究していただいて、またご提言等いただければと思います。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  10番、山神君。 ○10番(山神 猛君)  いろいろお考えのようでございますけれども、一連のこのハード事業、要するにそれに償還はできるかもわからないけれども、それに要する経費というのは要るわけですから、それがどこかの行政サービスからとってくるようになるから。やはりそれだけ遅れていくというのが、一番が私もいた当時のヴィスポじゃないかなと。償還はできたけども、毎年償還してた2億幾ら。これは、あれがなければ他のほうへの行政サービスができてたと私は思っておりますので、そのあたり十分考慮していただきたいなと思います。未来へ、将来へ大きな借金を残してはならないと私は思いますので、できるだけ身の丈に合った策をですね、とっていただきたいと思います。  以上でハード事業についての質問を終えたいと思います。  2番目に、今や社会問題として大きな課題となっておりますスマートフォン、当町としての小中学生のスマートフォンに対する取り扱いをどのように指導しているのかについて質問を教育長にいたしたいと思います。  若者の学業、身体、精神面に大きな障害を及ぼしているスマートフォンの使用が、今、大きな社会問題になっております。世界保健機関ではゲーム障害を依存症の1つとして認定しております。また、国・県におきましても危機感を感じ、国などは専門機関において調査を行っているようでございまして、その結果が公表されておりますが、平日は1時間未満が40.1%、2時間以上3時間未満が14.6%、また休日は3時間以上が37.8%というような報告があり、その結果、生徒たちの成績の低下につながっているとの報告が載っておりました。また、県におきましても先日、議員発議によります使用時間を制限し、子どもたちの健康を守るため、制度化を目指している。また、新聞紙上、またマスコミを賑わしております最近SNSを使った犯罪も多発しております。当町においては、小中学生のスマートフォンの取り扱いはどのように教育しているのか、教育長に質問いたしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番、山神君の質問に対する教育長の答弁を求めます。  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  山神議員のご質問にお答えいたします。  最近、スマートフォンの所持は、低年齢化が進むとともに、学業成績の低下や健康上の問題が発生している他、SNSを介しての犯罪に巻き込まれるなどの問題も指摘されております。  また、ゲームなどに没頭する依存症の1つとしても認定されているところでございます。  本町の小中学校に在籍する児童生徒で、携帯電話、スマートフォンの所持率は、小学生32.0%、中学生66.2%であります。また、ネットにつながるタブレット及びゲーム機器の所持率は、小学生53.4%、中学生79.2%となっております。  携帯電話、スマートフォン、ゲーム機器などの利用時間は、小学生で1時間未満が45.5%、1時間以上2時間未満が32.1%、2時間以上が22.4%であります。また、中学生では、1時間未満が13.6%、1時間以上2時間未満が42.9%、2時間以上が43.5%であります。  このような状況のもと、各学校では、情報モラル教育を行い、情報機器の正しい利用について指導を行っているところでございます。道徳科では、小学校3年生より、系統的に情報モラル内容が位置づけられています。また、中学校になると、著作権、ネットゲーム、ネット社会の恐ろしさなど、より具体的な内容でネット社会の実態を提示し、考えさせるカリキュラムとなっております。社会科でも、現代社会が高度情報化社会であることを学んだり、総合的な学習では、実際にパソコン等情報機器を利用して調べ学習を行ったりしながら、情報機器の正しい活用法を指導しているところでございます。  携帯電話等の学校への持ち込みについては、原則禁止としております。特別な事情がある場合のみ、校長と面談の上、持ち込みを許可することもありますが、持ち込んだ場合でも、朝、職員室で預かり、放課後返却するようにしており、学校での使用は禁止しているところであります。  さらに、県警察本部や人権擁護委員と連携し、授業参観等の機会を利用して出前授業を行ったり、学校保健委員会など、保護者が参加できる場で外部講師を招聘したりして、ネット依存の恐ろしさについて専門的見地から講話をしていただいたりしているところでございます。また、県のPTA連絡協議会でも、家庭でルール作りをするよう啓発しているところであります。  いずれにしましても、子どもたちがスマートフォンなどの情報機器を正しく理解し、使用することができ、学業や健康に影響を与えたり、犯罪等に巻き込まれることがないよう、今後とも指導を続けていくとともに、保護者に対しても一層のご理解とご協力をお願いしていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番、山神君。 ○10番(山神 猛君)  ご丁寧な答弁ありがとうございました。今、答弁された中で、スマホの使用時間というところでですね、1時間以内、1時間から2時間、それから2時間以上ということで、2時間以上の方が40%を超えて多いと。ただこの中で心配なのが、2時間が2時間以上ということは、5時間もあるし6時間もあるということでございますので、そのあたりをまたもう少し詳しく知らせていただいたらよかったなと思っております。  ちょっと日にちが載ってないんだけども、ここ2、3日だと思うんですが、四国新聞にゲーム依存の全国調査で実態が判明ということで、ゲームやインターネットを小学生が、低学年化しているということが載っております。本当にこれについては、やはりある程度年をとってきますと、そのあたりの善悪というのがわかるかもわかりませんけれども、やはりこれも一つの病気というたらあれかもわかりませんけども、そういう依存してしまったらもう本当に何もわからないのでないかなと思います。特に低年齢者には、そのあたりの注意というんですか、必要ではないかなと思います。1日6時間もネット等で、SNSですか、ネット等でスマホを利用してるといった、これは一つ言えば病気になってるんじゃないかなと思いますので、先ほども言いましたように2時間以上の方、使用をされてる方、そのあたりをもう少し詳しく調べていただいて、長時間使用しているようであれば、何とか指導していただきたいなと思います。これ答弁よろしいですから、よろしくご検討ください。  そしたら、3点目、町の移住政策についてお伺いいたします。  当町では何年か前より大都市において町費を使い、当町への移住についての誘致活動を行っておりますが、先般も委員会で質問いたしましたけれども、町よりはっきりとした答弁がなされておらず、またその時とられた判断が移住政策と相反する行動をされているので、町の考えを示していただきたいと思います。  これ、その時もお話をしたんでありますけれども、要するに、琴平町へ移住したいという人が来られたときに、町へお伺いした時に、その時の対応が本当に事務的で、よそへそれこそ来てくださいと誘致に行ってるのに、そのような対応ができてないというのが、要するに、誘致に行く前の前提、特に琴平町へ来てくれたらこういった場所の用意をしておりますよ、というようなことができてないということで、やはり受け入れ先が無いのに行っても、これ前後逆じゃないかなと私は判断するわけです。それがこの文章なんですけども、これ私の知人のとこへ、神戸の若い夫婦がまんのう町で酪農の研修、まあ仕事をして働いているのですけども、琴平の町が気に入ったので琴平町で住みたいと、私の知人に相談がありました。その方は町に相談するように紹介したわけですが、担当者は、現在、空き家バンクは登録が無いので、民間の不動産会社を紹介したということでございます。その方は、その時の対応等で琴平に住むのを諦めたようでございます。もし、もう少し親切な対応があれば、この方はせっかく琴平町に惚れて住みたいと言っておるわけでございますから、対応次第では住民が増えておったのではないかなと思います。1つのチャンスを逃したわけでございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。  済みません、12時になりましたが山神 猛議員の一般質問を続行いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  町の移住・定住政策についてのご質問でございます。  移住フェアは、香川県下全市町が参加する香川県移住・定住推進協議会が主催するものでございまして、香川県最大のUターン・Iターンの相談会でございます。  この移住フェアは、東京・大阪で年に複数回開催されており、本町も年3回程度参加し、移住施策の説明、すなわち住宅取得助成であったり、家賃補助であったり、Uターン・Iターン・Jターンの移住支援事業などを説明しております。また、移住相談等も行っております。  実績として、移住人口の増加に結びついていないというご指摘でございますけども、知らない町への移住を決断するということは大変なことであり、UIJターンも含め長い目で見る必要があるのではないかと考えておりますし、また、こうした毎年の地道な活動も大切であると考えております。  なお、イベント参加に係わる経費につきましては、香川県下の全市町から同協議会へ支払われております負担金の中で賄われています。  ただ、私のこれは考えでございますけども、これまでの移住・定住政策については、見直ししながらも継続しつつ、特にUターンを重視したいと考えております。その理由は、琴平で育った子どもたちにまず帰ってきてもらうということが効果が大きい、高いと考えます。琴平で育った子どもが帰ってこないのに、他の町の育った方が琴平に来る可能性を考えると、まずはUターンを重視するというのが私の考えであります。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  10番、山神君。 ○10番(山神 猛君)  町長のUターンを優先するということはわかりましたけれども、せっかくこのIターンといいますか、町に住みたいと言ってきておる若者をもう少し対応次第では確実に琴平町に、要するに琴平町で住みたいという意思表示をしてるわけなんです。ですから、移住フェアの開催のところへいって、尋ねてきたのとは違うわけなんです。琴平町へ来ているわけですから。そのあたりに対する取り扱いというのが、私は解せません。要するにこの考え方で移住・定住フェアに行っても、私、過去何年行ったかわかりませんけれども、多分、今までの実績はゼロだと思うんです。というのが、その先ができてないから。  先般、今、坂出市だとか、それから東かがわ市だとかいろいろあります。実は私、小豆島町の実績というのが入手できましたので、昨年度ですけども小豆島町は176名定住・移住の方がおいでて、空き家バンクを利用された方がそのうち24名です。ですから176名のうち全てが空き家バンク利用というわけではないんですけども、それがやはり、その後のフォローというのが、やはり不動産屋さん等の賃貸のほうと、話をきちっとつけていると。琴平町の場合、空き家バンクに登録している方、登録は何件ありますか。またそれと、不動産屋さんとの提携というのは、どういうふうにされてるか。ちょっとお聞かせいただきたいと思います。   (「答弁、企画防災課長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、企画防災課長、答弁。 ○企画防災課長(造田 泰君)  お答えいたします。  今現在、琴平町で空き家バンクに登録されている件数は2件となっております。これにつきましては、所有者の方が申請していただいて、県のほうで空き家バンクに登録できるかどうかという審査を経た上で登録ということになりますので、町一存で空き家バンクに登録をというわけにはいかないというのが実情でございます。  いずれにいたしましても、空き家バンクについても固定資産税の納税通知書とかにおいて啓発を行っておりますので、今後も啓発には努めてまいりたいと思います。  以上です。 ○10番(山神 猛君)  もう一点、不動産屋さんとの提携というんか、そういうことはどういうふうにされてる。やられてない。定住・移住。と、いうのが。 ○議長(安川 稔君)  はい、企画防災課長。 ○企画防災課長(造田 泰君)  不動産屋との提携というのは、 ○10番(山神 猛君)  琴平町は不動産屋さんをどのように利用してるというんか、もし定住・移住者がお家が気に入らなかった場合に、アパートだとか、そういうマンションだとか紹介するということもあると思うんです。今の小豆島町もそうだと思うんですけども。174名の中で26名しかない。あとは全部民間のアパートなりそういうところへ行ってるわけやけど。そういった手だてはやってない。 ○企画防災課長(造田 泰君)  不動産会社にはそういった移住についてのお話があるかもしれないというお話はしてます。ただ、琴平町に相談に来た時に、琴平町内の不動産会社幾つもございますので、ここの不動産会社に行ってくださいとまでは言えませんが、不動産会社を紹介はしておりますので、不動産組合みたいなのがあれば一番そこに行けばいいですよというお話ができるんですが、この不動産屋、不動産屋ということの紹介は、ちょっと今のところできていないというのが実情でございます。 ○議長(安川 稔君)  10番、山神君。 ○10番(山神 猛君)  今の答弁を聞いて、多分、この方が本当に諦めたあれがわかったと思うんです。というのが、やはり親切というとあれですけども、もう少し血の通った対応ができておれば、この方はまず住んでいただけたんではないかなと。実際、まんのう町で生活していて、琴平町がいいなと思っておられるわけですから。あと説明要らないわけや。だからその時に、この空き家というのは紹介したん。その時はなかったん。これ、ここ1年ぐらい1年以内、この年の初めぐらいだと思う。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議長、これ個別の案件で、通告ないいうので十分な答弁できません。済みません。 ○10番(山神 猛君)  通告ない、これは移住・定住の分やと思うけど。 ○町長(片岡 英樹君)  個別の案件ですんで。 ○10番(山神 猛君)  そしたらいいです。要するに、やはり移住・定住フェアに行ってるということは、先方さんから琴平町に来たいといった時に、これに対応できるような措置をやってなかったら、私はもし今までに琴平町へそしたら行きますといった時に、その時慌てないといけない。だから、やはりそのあたりをきちっとルール作りをして、それで臨んでいただきたいと思います。
    ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の部分でですね、私も昨年、移住・定住フェアに座りましたし、また今年度もJICAといいまして、海外協力隊の就職のフェアにも行きました。共通することが、ご指摘のように家の話と、それから仕事の話と、この2つをやっぱり一番、当然考えます。我々が逆に、どうぞ東京へ行ってくださいと言われても、仕事があるかということ、どこに住むんやというところがまずは一番重要であると思います。ご指摘のように現状、その部分については、空き家バンクであったり、また不動産屋さんへの紹介、斡旋については十分でないところは、ご指摘については真摯に受けとめた上で、これについては改善するように考えてまいります。  それと、先ほど来、小豆島の話、東かがわであったり出ておりますけど、一番多いのはやっぱり田舎暮らしを希望する人が多いんで、私も各市町のブースがあるんですけど、小豆島が圧倒的に並ぶんですよね。次に、三豊市というふうな形で、山か海が移住に強いですし、JICAの時には奄美大島の何町でしたか、いっぱい島があるトカラ列島でしたっけ、あそこの島ですとか、動画とか、それから今有名な隠岐の島の海士町のほうからも来てまして、ここは、まずは我が町に見に来てくださいいうことで、旅費まで出して、当然、まずそこの町に行かないと、住みたいと思うかどうかの判断できないので、そういうふうな補助金を出したりして、非常に、特に島であったり、山間部はこれについて必死にやってるなというのを感じております。  そういった面で考えると、本町はもっとそれにひっかかるようにするというか、琴平町のメリットについてはですね、こういう面で有利ですよと、こういうところで琴平町は他の町より優れてるというのをもっと絞ったPRの仕方であったり、アピールをしないとですね、なかなか私の表現ですけど、ちょうどいい田舎であるがゆえにどうしても他の町に比べて埋没してしまっているわけでございます。観光の町のイメージとしては高いんですけども、観光の町に住みたいかとなると、商売するには有利ですけども、住む町としては逆にちょっとマイナス要素になっているのは、これは本音かなと。例えば、浅草は沢山お客さん行きますけど、浅草に住みたいかと思うとクエスチョンマークが付くの同じですから、そのあたり観光としての町のPRと、住みたくなる町、住みたい町としてのアピールについては、十分戦略的にターゲットを絞った上でしていかなければ、なかなか効果が出ないというのが私の考えでございます。  いずれにしましても、ご指摘のですね、対応の部分については、個別の案件とはゆえ、十分な答弁が現在できませんが、ご指摘の部分については真摯に受けとめた上で、担当のほうでですね、十分協議した上で対応、対策できるようにやってまいります。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番、山神君。 ○10番(山神 猛君)  そしたら、その移住・定住フェアの琴平町のメインに取り組んでるというか、琴平町の売りは何をメインにされていますか。これも書いてはないんだけど。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  準備してます。  担当のほうに、移住・定住フェアの町のPRポイントについて聞いておりまして、1つは農業の就農希望者については、田んぼがありますよという部分、それから家賃が近隣に比べて若干安い、東京に比べてですね。安いという部分。それから光ケーブルでネットが敷かれているので、ネット環境は気にすることはないよという部分。それから、町が小さいので、コンパクトな町なので生活がし易いよというところ。それから、先ほど申しましたように商業地、観光地であるので、新しい商売を始めるにはやりやり易いよという部分。それから、昔から古い町並みが残っていることから、なかなか表現しにくいですけども、比較的災害が少ないという部分。それから、東京とのアクセスが、毎日羽田高松便が12往復あることから、東京へのアクセスは比較的いいですよということ。それから、JR、琴電もあるがゆえにですね、何かあった時に高松であったり、他の町に行くのも楽であります。マイナス要素としては、東京では香川県や琴平町の認知度が低い。それからですね、海や山が無い。ショッピングモール、大きな病院が無い。これがマイナス要素であるということです。また、先ほど申しましたように琴平イコール観光というイメージが強い分、ただ、行ったことがあるという部分が町のイメージとしてですね、メリットになっております。  今後の改善点としましてはですね、ポスターやそういうグッズであったり、またPRする動画を、宣伝材料、資材がちょっと不足しているので、このあたりを充実していきたいと思いますし、また農家、就農希望者に対するですね、そういったロードマップ等も整備していかなければならないですし、またご指摘のように空き家であったり、賃貸物件の情報収集や、またその提供についても改善点として上がっておりますし、それと、例えば、高松市はですね、、移住・定住の担当だけで5人おるわけなんです。琴平町の場合は1人で、しかも他の仕事も沢山持ってやってる分、どうしてもその辺がですね充実度に差が出ているというのは、これだけでなく他の担当も含めて職員が少ないという部分と担当数があるので、その分やっぱりどうしても差がついてるということでございます。長くなりましたけど、そういったのが今後の強み、弱み、プラス今後の改善点というのが担当の認識でございます。  以上です。 ○10番(山神 猛君)  はい、ありがとうございました。  以上で質問を終わります。 ○議長(安川 稔君)  これで、10番、山神 猛君の一般質問は終わります。  ただいま一般質問の途中でございますが、ここで休憩といたします。  再開は13時30分といたします。      休憩 午後0時17分      再開 午後1時28分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  一般質問を続行いたします。  3番、吉田 親司君。   (「はい、3番、吉田」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  皆さん、こんにちは。  それでは、令和元年12月議会におけます、定例会におけます私、吉田 親司の一般質問を行いたいと思います。  通告内容に従いまして、1番目、当町の次年度からのハード事業の計画は。2番目、当町の交通体系の改善は。この2問について質問いたします。  それでは、質問席に座らせてもらいます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  まず初めに、当町の次年度からのハード事業の計画はということで、先ほどより同僚議員から度々質問が、ハード事業につきまして沢山のご質問があったと思いますが、またしつこいようでございますけれども、私、3番目といたしまして質問させていただきたいと思います。  町長、就任1年半が過ぎようとしています。本年9月、善通寺、多度津、琴平、1市2町運営の給食センターが稼働いたしました。  琴平中学校も来年3月、新校舎落成となります。前町長が残した大きな事業が一段落を迎えようとしているところ、本年3月、琴平町個別施設計画をお立てになり、その冊子の最終項には、プラン・ドウ・チェック・アクションと名を打っております。小学校の統合に至っては、前町長就任以来、議論の対象からもう10年近い歳月が経っているのではないでしょうか。先ほどの同僚議員の質問内容の中で、前々町長の時からその統合問題は議論されておったということ、私は知りませんでしたけども。役場庁舎に至っても、建て替え、改修の費用の概算額まで、この個別施設計画には打ち出されているではありませんか。  町長が議員時代よく、うちの町は先の青写真が全然できていない、だから何事も進まないんだとよく言っていたのを思い出します。そろそろハード事業でのご自分の考えを公表し、アクションを起こしていただきたい。  この質問は、私、本年3月議会におきましても、同様の質問ではありますがさせていただきました。再質問みたいな形になりますけども、詳しくご説明、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君に対する答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  3番、吉田 親司議員の質問に対する答弁を行います。  当町の次年度以降のハード事業の計画はということで、町個別施設計画の具体的な内容について示せというようなご質問でございました。  平成31年3月に策定いたしました琴平町個別施設計画で示しましたように、公共施設のあり方検討の優先度の高い小学校の統合の問題、また役場庁舎の建て替え等を第一に考えており、その後、就学前の教育施設も一緒に考えておるところでございます。なお、その時期については、本年度中にお示しできればと思っております。また、手始めといたしまして、明らかになっておりますのが、来年度には金丸座の実施設計を行い、その後、補強工事を進めてまいりますし、その後小学校統合、また近隣に幼稚園・保育所を統合いたしました、いわゆるこども園を整備した上で小学校の跡地を利用した上での役場庁舎を、また図書館の建設などを考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  それでは、まず金丸座の補強工事についてお聞きしたいんですけども、次年度、来年の4月、歌舞伎終わりましてから直ぐにされるんですか。次の年だったんですかね。その辺ちょっとご説明していただきたいんですけど。   (「あの、所管の生涯教育課長の方から答弁を」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  生涯教育課長。 ○生涯教育課長(山下 敏信君)  吉田議員の質問にお答えいたします。  先の委員会で、流れは説明したと思います。  来年度、実施計画を行い、歌舞伎は通年通り行うということです。それで、実施計画後、工事にかかるという計画で、今、進めております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  ということは課長、令和3年度の歌舞伎終了後という形でとらせていただいてよろしいんでしょうか。令和3年、来年、再来年。 ○生涯教育課長(山下 敏信君)  来年実施計画で、その後で考えています。 ○3番(吉田 親司君)  再来年の歌舞伎。 ○生涯教育課長(山下 敏信君)  末までになるという。 ○3番(吉田 親司君)  工事にかかって、終了するのが。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  現在、文建協のほうに基本計画と実施計画のほうを依頼しておりまして、現在、基本計画を作成しております。明けまして新年度に実施計画を策定していただきまして、秋ごろから工事が、1期目の工事、そして令和3年の春の歌舞伎には、当然、歌舞伎公演を行いまして、その後に2期工事を行いますので、結果として令和3年度中には終わるかと思います。これはあくまでも構想のレベルですから、計画の、具体的にすると変わる可能性がありますけども、現時点ではそういうのが予定でございます。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。   (「議長」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  その資金面の話なんですけども、補助金が多分絡んでくると思うんですけども、そのあたりの補助金の内容自体は県と国になると思うんですけども、当町と。多分3分割ぐらいの形になると思うんですけども、事業予算的にはどれぐらいを見られてるんですか。   (「生涯教育課長のほうから」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  生涯教育課長。 ○生涯教育課長(山下 敏信君)  今現在、文建協に実施計画を依頼しておりまして、正式な金額等はまだ決まっておりませんが、当初予算には盛り込めるように今進めておる最中でございます。
    ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  わかりました。そしたら当初予算の次年度、令和2年度の当初予算に盛り込んでくるという形になるということですね。はい、わかりました。  それともう一つ、先ほどから小学校の統合問題、その他、まずお聞きするのは統合問題をお聞きしたいんですけども。この予算的なものじゃなくて、次年度予算に、この統合計画あたりの、次年度予算にどれぐらい予算をとられるつもりですか。小学校の統合に向けた何か予算というのは考えられとんかな。調査費とか、そういうふうな名目では。いかがでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  青写真がまだできておりませんので、むやみに金額等含めて今のところはまだそこまでは協議しておりません。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  今、青写真といいますか、一応3月までにどうするかということはお伝えしますということをお聞きしたんですけど、青写真は描かれてるんでしょう。じゃないんですか。   (「それが青写真」と言う者あり) ○3番(吉田 親司君)  それが青写真。  質問ですけども、小学校、幼保、庁舎、図書館とかいう話で、先ほど言われておりましたけども、大体全部できてしまうのは、何年くらい掛かるかなと思われておりますか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  それを今作っております。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  それでは、私まだ小学校を1つにするのかとか、こども園を1つにするのかとか、2つでいいんでないかとか、そういう質問はご用意してたんですけども、まだその辺も全然できていないというふうな形で承知してよろしいんでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員の質問がどういうものかわかりませんけども、前定例会一般質問でも申しましたし、先ほども申しましたように、小学校については6つの案がございまして、新しい土地に新しい校舎を建てる案が1つ。榎井小学校、また琴平小学校象郷小学校、どこかに1つにする案が1つ。あと、榎井小学校象郷小学校琴平小学校象郷小学校にする6つの案であるいうことは申しました。また、それに伴いまして、1校案または2校案にできるだけそこに保・幼・小を連携したものが望ましいのではないかと考えておりますし、役場庁舎については、空いたところの校舎を活用するのがベストじゃないかということで、勿論それも決まっておりませんが、そういうことを主軸に考えているということでございます。  多分、ご質問については、逆に私に聞いても同じ答弁しかできませんが、私は逆に吉田議員の案があるんでしたら、それを言っていただくのは別に問題ないと思いますし、それについて私が答えることはできることもありますし、できないこともありますから、それはお任せします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  私の意見といたしましては、1校統一にしてですね、残りの庁舎移転はできれば、今一番賑やかなところ319号線のあのあたりに持っていかれたらいいかなとは思っておりますけども、意見はさておきまして、やっぱり議会は議会で皆さんの意見を聞いた上で一応発表するのだと思いますので、個人的意見は、私は議会の中で述べさせていただければと思います  それと、先ほどの同僚議員が言われました予算的なものになりますけども、一つ私、財政面がかなり厳しいんじゃないかという話を先ほどからされておりますけども、行革とか財政改革、あとAIを使ったような形の、そういうふうなものも一番やはりお金を残していかなければならないと思っておりますので、その辺を是非やっていただければと思います。  それでは2番目の質問に移らせていただければと思います。  当町の交通体系の改善策はという形でご質問いたします。  昨年12月議会で、旧町営バス乗降地跡地の活用について、私の質問に対して町長は、バスだけでなく町内の交通体系全体も含めて考えていかなければと思っていると答弁しております。私も同感であり、あくまでも当町に訪れる観光客の利便性が一番のポイントになると思っております。もうすぐ正月も訪れますし、議会でも幾度か繁忙期の町内の交通体系のあり方が議論の対象になっております。そこで、町長の当町の交通体系に関しての現在の見識を知りたい。お願いします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  吉田議員から当町の交通体系の改善策はという質問の中で、私の見識を知りたいということでございます。  老舗の観光地たる本町において、交通体系の改善については長年の懸案事項であり、私だけでなく町内や町外の様々な方々からも強くこの改善を求められており、その必要性は十分強く感じているのが私の所見でございます。しかし、現状の中で即効薬はなく、なかなか難しいなというのも実感でございます。  そんな中でも、今年度、JR四国におきましては、琴平駅を交通系ICカード、いわゆる10カードに対応できるという予定も発表されておりまして、JRを利用する観光客や住民にとっての利便性は格段に向上するものと大いに期待しているところでございます。この件につきましては、町議会でも要望書等ご協力いただきましたこと、改めて感謝申し上げるところでございます。また、琴電との連携も一層可能となることから、通勤・通学での乗り換えをしていただける方々にもより便利になると期待しているところでございます。  また、環境省の実証実験でございますグリーンスローモビリティー、いわゆる低速電動バスにつきましても、来年1月からの運行を開始する予定でありまして、平日と土曜日については町民の足として、また、日曜日は観光客の足として、JR琴平駅を起点とし、特急南風の到着時刻に合わせて町内を回るコース等も現在検討しているところでございます。  また、国土交通省四国地方整備局香川河川国道事務所におきましては、繁忙期における渋滞問題について、その対策を琴平町とともに研究・検討していただいておるところでございます。それは、ピーク時の琴平町の駐車場不足対策として、時差の参拝、またパークアンドバスライド等についても検討していただいております。  今年の年始1月3日には、大麻の交差点、買田の交差点、榎井の交差点にナンバープレートを読み取る装置を設置し、車の動向調査を行っていただきました。調査によりますと町内への流入のピークは10時台以降になり、帰りの流出のピークは14時から17時台でありまして、13時台以降には流出が流入を上回るということがわかりました。また、大麻の交差点と榎井の交差点の利用が多く、ともに約4割が利用し、合わせて8割がこの2つの交差点を利用していることもわかりました。滞在時間は平均3時間程度の車両が最も多く約3割を占めており、一方で、1時間以内の滞在も約2割と多いこともわかりました。  琴平町中心部の駐車台数は、町営と民間も合わせて約1,200台程度であり、渋滞ピーク時には最大1,600台、13時頃でございます、車両が町内に滞在することとなり、理論上、駐車場は約400台程度不足していることもわかります。が、平常時には十分対応できることもあり、駐車場の検討も悩ましいところであります。  繁忙期の渋滞原因には、駐車場不足に加え、初詣で対策である神明町への進入禁止や、一方通行も要因になっていることは理解しておりますが、現在、これといった手だてがないのが実情であります。  議員ご指摘の件につきましては重々承知しており、私もこの正月には再度確認させていただきたいと思いますし、今後も地元住民や警察、関係団体等の意見も賜りながら検討してまいりたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  今の答弁で大体、私といたしましてもそうかなと思うところが沢山あるんですが、まずお聞きしたいんですけども、正月ですよね。先般、金刀比羅宮の初詣受け入れ対策協議会がございまして、その場でもいろいろ議論されたことはあると思うんですけども、一方通行の進入禁止が、私、客観的に見ましても、突き当たりの今橋交差点から右の一方通行の進入禁止によりまして、南脇に迂回した車がまた榎井の交差点から入ってくると、北から、先ほど町長が言われたような形の8割方が榎井と大麻ということは、大麻交差点から来る車は全て、多分、榎井交差点から入ってきてると思うんです。ですから、榎井交差点がかなりの渋滞になってくると思うんです。それから、榎井交差点から西方向に突き当たりまで行かれる手前の駐車場、要するに臨時の駐車場の榎井小学校の駐車場は多分もう目には入らない。次といいましたら琴平小学校琴平小学校になってきた時に殆ど、私も自宅に帰る時に、1月の3日、成人式の時にオートバイで踏切のところあたりまで行ったら、全然車が動いてなかった時があるわけなんですよね。その辺も含めて一方通行の、正月の進入禁止あたりの解除その他はどうですかね。考えられておりますか。それともどんな形ですかね。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先日の金刀比羅宮初詣客受け入れ対策協議会でも申しましたとおり、今年度は昨年度同様に実施いたします。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  今年度の話じゃなくて、ゆくゆくというか、大きな目で見ての話なんですけども。一方通行の逆方向、北からの進入の車が多く多分今なっておると思いますので、南から北の一方通行、もしくは北から南の一方通行という話ではなくて、例えば、昔の話に戻したら、一方通行はなかったわけなんですよね。その辺も含めて大きく、やはりどういうふうに改善するかということを考えていただきたいんですけども。警察も含めて。先ほど町長言われたから別にそこまで言う必要はないかもわかりませんけども、その辺をどう考えられてるのかお願いします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  すみません、ちょっと整理したいんですけど。正月の話なのか、平常時の話なのか、どちらかちょっと質問がごっちゃになっとるんで整理していただければと思います。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  正月の話じゃなくて、一方通行を逆にというのは平日の話なんですけども。正月の話に絞って言いましたら、東からの進入に従って一方通行を解除するのが一番私はベストじゃないかなと思いますので、そのあたりを考えていただきたいなと思っておりますんですけども。いかがでしょうか。一方通行進入禁止解除、正月のね。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  正月の、いわゆる今橋交差点進入禁止等の措置がとられて今年で5年目になるかなと。間違ってたらごめんなさい。大体4年か5年かと思われます。  今、議員のほうからその対策を解除してはということが質問かと思います。そもそもこれが何故行われたかというのは、当時も渋滞の問題と、それと観光客へのマナーの問題と、そのあたりがあって、いわゆる膨大な参拝客が内町、神明町に歩いている中で、車が神明町筋に入ってくるところがですね、事故の恐れ等も含めて歩行者の安全確保ということが主眼に行われたかと思います。結果として、今、ご指摘のように、いわゆる榎井の交差点から西に町内に入ってきた車は、逃げ場を失い、突き当たりまで行くと南通町を抜け、ぐるっとまたマルナカに回っているのだと思いますし、そのあたりですね、町内を車がぐるぐる循環しながら駐車場を探していただければいいんですが、残念ながら先ほど申しましたように、仮に開放したところでもピーク時には車が溢れているというのが現状であります。私も今の方策がいいとかどうかということをいうと、車の流れでいうと非常に悪いんですが、現実問題として、神明町に沢山の参拝客がいることと、また駐車場への出入りをするがゆえに止まっていることを考えると、さほど渋滞は余り変わらないというふうに思います。ですから、決定的な、仮に解除したところでもそんなに渋滞の問題は変わらないんじゃないかなという部分を考えますと、今のように歩行者を安全確保するほうが優先されるのが若干ましかなというのが認識です。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  今の町長のご質問、私もそれを、一方通行進入禁止を解除したらという意味も一つあるんですけど、中の一方通行沿いに民営の駐車場も含めて約200台ほどは収容できると思うんです。それで、やはり参拝には近い駐車場になりますので、先ほど言われた町長の3時間、大体1回停めれば3時間かかるという話が、多分2時間あれば参拝に行ってこれるとして、そうしましたら臨時駐車場が、先般いただいた資料の中では600台置けるわけですよね。1日、その臨時駐車場が3時間サイクルで回ったとしたら1日で約9時間として1,800台、10時から3時まで一方通行進入禁止のところが稼働したとしたら約500台プラス。2.5時間として計算して500台はプラスになろうかと思います。その辺が臨時駐車場だけで賄えなくないのと、それからあと、お山に遠いところから駐車場があることにより、お客様の歩く距離にしてもかなりのご足労を得てるような意味、私もございますので、是非その辺を考えていただければと思います。  それともう一つなんですけども、これは臨時駐車場以外に、例えば、病院とか銀行、役場も含めて空き地、その他、駐車場として新設駐車場といいますか、正月に無料開放みたいな形をするのも1つの方法。もし駐車場がなければですけどね。それも含めて考えていくのも1つの方法じゃないかなと思うんですけども。その辺はどう思われますか。町長。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  民間の土地のことなので、私から申し上げるのはどうかなと思いますけども。協力を依頼するとかいう手だてはあるかもしれませんが、ただ、そこで起きた事件・事故があったり、補償の問題がありますので、軽々に町からお願いした時に、何もなければいいんですけども、トラブルがあった時にどうなのかなというのは、ちょっと直感ですので、通告じゃない部分がありますので軽々には答弁できません。ごめんなさい。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  もう一つは、AIですね。AIをもう少し活用されて、今度のホームページをかなりリニューアルされるということをお聞きしておりますので、正月に入ってくるお客さんに携帯電話で混雑状況を知らすとか、そういう形をされても、今後ですけれども、いいんじゃないかなと私はご提案しますけども。  それと、最後ですけども、先ほど町長も言われておりましたけども、この交通体系、一方通行、それから正月のいろんな面でのトラブル、その他いろんな交通体系に関しましては、琴平町、かなりの宿題を負ってるように私も思います。その旨でご提案申し上げたいんですけれども、この琴平町の交通体系を考える何かの町民会議みたいな形のものを作られるのはどうかなと思うんですけども。いかがでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  今いただいたので、また考えます。   (「議長」と呼ぶ)
    ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  それでは、もう間もなくお正月も来ますし、当町も非常に混雑してくると思いますので、是非とも交通には気をつけてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました。 ○議長(安川 稔君)  これで、3番、吉田 親司君の一般質問を終わります。  以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会いたします。  どうもお疲れさまでした。              (散会 午後 2時01分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...